十二 ページ13
栗山視点
栗山「Aー。」
A「チラッ)・・・・。」
ぷい、と横を向いてしまうA。
栗山「ごめんて」
俺が間違えて食ったゼリーの事をまだ怒っとる、心狭いなあ←
栗山「もー、、そんな怒ることないやん、俺やって人間やで??間違いはあるんや」
秋山「ちょっと、反省してくださいよ(笑)」
栗山「だってなー、アキなら許してくれるやろー?」
秋山「反省しない子は許しません」
真顔で言われた。
アキ、大人になったな(?)←
栗山「おい、A」
中村「まだ許してもらえんの?」
栗山「Aも頑固やねん」
中村「食い物の恨みは怖いわな(笑)」
おかわりから呪われたら毎日おにぎりに潰される夢みそうやな
金子「Aーそろそろ行くでー。グランドで待っとるから!」
A「はーい!」
当てつけのように明るい声を出すA。
さすがにそれはないんちゃうん?
俺の前を通り過ぎようとするAの腕をつかむ。
A「・・・」
栗山「なあA。ほんまに悪かったから、許してや」
Aを見て行っても、視線をそらされる。
Aの顔に手を添え、こちらを向かせる。
栗山「ごめんて。ほんとに。俺なあ、Aに無視されたり、避けられんのは我慢ならんねん」
な、となだめるように言い、優しく頬をなでる。
A「栗山さ、ごめんなさい、、引っ込みつかなくなって、いつ仲直りできるか分かんなかった」
大きな瞳で俺を見つめるA。
A「無視して、ごめんなさい」
栗山「ええよ、ごめんな」
ボロボロ泣きだすA。
ああ、お前って
可愛くて可愛くて
栗山「ぶっさいくやなぁ(笑)」
A「ひどい゛」
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作者名:雪乃 | 作成日時:2019年4月10日 22時