LOVE - ホンモノの愛を - 02

.054 ページ5

.


剛典 Side





「Zzz..zz」


剛「‥どうしよっか、健二郎さん」


健「ハハッ(笑)爆睡やな」







�� Aちゃんをカフェにて捕獲！夜、焼肉屋集合な〜 ��





健二郎さんからのLINEに気付いたのは
事務所で隆二さんと、いつものように連絡来ないねって話してた時だった。



ヤバイ！岩ちゃん！！と嬉しそうにこっちを向いた隆二さんの姿

今も目に焼き付いてる。




＿＿＿ 忙しすぎて、頭ぱんぱかぱーんなってました。今まで連絡しなくてごめんなさい。




健二郎さんのLINEの次に来た、Aちゃんからのメール




ぱんぱかぱーんって何だよ(笑)って思ったけど。

きっと、隆二さんにも同じようなメール来てたんだろうな。





焼肉屋集合って言われた時は

どんな顔してAちゃんに会えばいいのか
どんなこと、話せばいいのかなんて

すっげぇ緊張してたけど



‥案外元気そうで良かった





健「そろそろ、レコーディング終わった隆二くんが来るんとちゃう？」


剛「え？」


健「きっと、めっちゃ急いで‥」




隆「ハァッ、遅くなった！！！！！」




健「ほーら、来た(笑)」





バンッと勢いよく開いた扉を見れば
そこには走って来たであろう、汗だくの隆二さん


‥どんだけ走ったんだよ(笑)





隆「もっと遅めに開催してよー！」


健「しょうがないやろ(笑)呼ばれただけ幸せやと思え！」


隆「今日臣が調子悪くってさー‥って、うわお！Aちゃん！！」


剛「ちょっと！隆二さんうるさい(笑)」


健「Aちゃん寝てるんやから、もうちょっと静かに喋れや！(笑)」


隆「あ〜ごめんごめん」





昨日までの元気なかった隆二さんと、大違い

Aちゃんのパワーって、本当すごいんだなぁ





健「で、隆二さ」


隆「んー？」


健「前、Aちゃん泊めた言うてたやろ？」


隆「あ〜うん、泊めたね」


健「‥今日もよろしく♡」


隆「え？」





あぁ、隆二さん呼んだって

健二郎さんそういうことね





剛「‥隆二さん、Aちゃん襲うの禁止ね」


隆「お、襲わねーわ！！！」





あ、隆二さん真剣な顔して怒ってる

‥本当に好きなんだね、Aちゃんのこと





剛「‥」




やっぱり、羨ましいなぁ






.

.055→←.053

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す