LOVE - ホンモノの愛を - 02

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「もーう！分かった！剛典！これでいいんでしょ？」


剛「剛典に、タメ語‥‥うん、完璧！」


「ハァ」


剛「ため息つかないで！俺とAの仲でしょ？」


「どんな仲なの、もう！！」






結局、何時間も
呼び捨てで呼んで、とか
タメ語で話せ、だの言われ続けて

仕方なく呼び捨てで呼べば
満面の笑みで、飛び跳ねて喜ぶ岩田さ‥‥剛典。



いつの間にか剛典も私のこと
呼び捨てになってるし‥‥。

仲良くなれた気がして嬉しいは
嬉しいんだけど、本当にいいのかなって
少しだけ不安になる。






剛「これからはさ、なんか悩んだことあったら俺に言ってね！」


「へ？」


剛「いつでも相談乗るし、なんだったら毎日でも飲み会開くから！」


「毎日って‥‥剛典そんなに暇じゃないでしょ」


剛「いいの、なんかあったら仕事終わりにAのとこまで飛んでくから！」


「なにそれ(笑)」






なんで剛典がこんなにも優しくしてくれるのかは、全く分からないけど

なんだかワンちゃんみたいで、すごく可愛く思えてきた(笑)







「剛典、お手」


剛「ワン！‥‥ってコラ」


「ふふ(笑)」






テレビではキラキラしてて
王子様な剛典なのに、ギャップが凄いなぁ

‥‥でもなんだか、剛典と喋ってると
自然と笑顔になれるっていうか、凄く落ち着く

ワンちゃんパワーってやつ、なのかな？(笑)






「‥‥ねぇ、剛典」


剛「ん？どうした？」


「ちょっとさ、私の話聞いてよ」







剛典になら、自分から話せるかも。


今まで広臣となにがあったかとか





今の私の想いも、すべて。







「‥‥広臣と隆二さんのこと」








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