My Dream 3

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広臣 Side



「コーヒー、飲む？お茶..飲む？」

臣「ん、コーヒーもらうわ。..俺も手伝う」




もしかしたらAの家に上がるの、初めてかも

キッチンにAと２人並んでコーヒーを作る




臣「 ( キッチンに並ぶ感じ、夫婦みたいだな..) 」




夫婦か、いいな

Aが嫁..うん、悪くない




なんて思いながらキッチンに立っていると
いつの間にか隣から、作ったコーヒーと共にAはいなくなってて。




ソファーに小さくなって座ってた




「 ... 」

臣「 ... 」

「 ..ええっと」

臣「はい、お口チャック」

「..ん！」




隣に座った俺に気を遣って
何か必死に喋ろうとしてるAの口を手で塞ぐ



臣「..声、思うように出ないんでしょ？」

「 ( コクリ ) 」

臣「悪りぃ、今日ボイトレいなかったからさ。山田さんに聞いちゃった」

「 ( え！) 」

臣「大丈夫、他のメンバーには言ってない」

「 ( う、うん ) 」




臣「コーヒー飲んだらさ、出掛けよう」





え？今から？なんて驚いてるAを横目に
残りのコーヒーを一気に飲んで

車の鍵を持って玄関に向かう




臣「１日休み久しぶりでしょ？とびっきりオシャレして出ておいで」




掠れた辛そうな声で

ちょ、おみおみ！なんて聞こえたけど
このまま家にいたって、よくなるとは思えない



やっぱりAには、少し強引くらいが丁度いい





臣「..あ、そうだ」




車のエンジンをつけて、軽く音楽をかけて。

Aを待っている間
携帯を手にとって、メッセージを送る






11:02 臣 ＿ 19:00、例の場所集合で







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