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金「あれ、翔也こっちなん？」
翔「え？うん、なんかこっち乗ってって言われた。」
祥「帰るんやろ？それなら、ナオトさんの車のが早いんちゃう？」
「すみません、人数の関係でこちらに乗って頂きました。」
無事次の現場に到着して、木全さんのお見送りで順番に降りると、皆の住むマンションへと向かおうと車を発進した。
「木全さん、着きました。降りられますか……？」
翔「……ぅわ、ごめんなさい、寝てましたっ！って、え？」
慌てて降りた木全さんは、違う場所で下ろされようとしていて頭にははてなマークが浮かんでいるようだった。
「病院です。…降りられますか？」
翔「ぁ、いや、病院は分かるんですけど…なんで、？」
なんでってこと、きっと木全さんが一番分かってる。
人数の関係で私の車に乗ってもらったって言ったけれど、ナオトさんの車にまだ乗れたし、木全さんがこっちに乗らなければならない訳ではなかった。
それでも、私が送迎するよう頼み込んだのは、
病院へ連れていきたかったからだった。
「足、だいぶ腫れてますよね？」
翔「……」
「すみません、勝手に……」
翔「…いつから分かってたんですか。」
「橙田さんとぶつかった時、変な足の捻り方していて、そこから庇うようにダンスしてるように見えたので。」
だいぶ顔を顰めていたし、立ちあがったあとも左足に体重をかけてなくて、続きのダンスをしていた時も右重心でどうしても足を庇っていたように見えた。
車でも他の方は揃っているのに、遅れて木全さんが来た野良着替えにも時間がかかっていた証拠だ。
車に乗り込む時も不自然な足のステップで右足から上がっていたから、左足は力が入らないのではないかとそう思ったから。
でも、みんなの前ではきっと触れてほしくなかっただろうから。
せめて1人になった時には隠さないで欲しいと思ったから。
ナオトさんには一応報告して、木全さんを病院に連れていくためこちらの車に乗せたのだった。
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なす(プロフ) - とてもおもしろいです！更新待ってます！ (5月3日 11時) (
レス) id: b3eceb3ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむた(プロフ) - つむつむさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しい言葉ばかりで更新の励みになります(T T)まだまだ続きそうな予感してますので、ゆっくり更新ですがまた覗きに来てください笑 (4月11日 2時) (レス) @page23 id: 387bd9da0a (このIDを非表示/違反報告)
つむつむ(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します！今までずっとこういう作品を探していてやっと出会えた！っていうか感覚です笑いろんなメンバーとだんだん打ち明けていく様子が見ていてすごく面白いです。主さんのペースでのびのび更新してください！すごく楽しみにしてます！ (4月10日 18時) (レス) @page22 id: ccf01fb93c (このIDを非表示/違反報告)
ねむた(プロフ) - やねさん» はじめまして！コメントありがとうございます〜！！！励みになります、ゆっくりペースで申し訳ないのですがまたぜひ遊びにきてください(^^) (3月24日 0時) (レス) id: 387bd9da0a (このIDを非表示/違反報告)
やね(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します😺🪄読んでてすごく楽しいです！！！更新楽しみにしてます！ (3月22日 19時) (レス) id: fce10a1fbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむた | 作成日時：2024年3月10日 21時
