ミーハー？そんなの要らないよ？【テニプリ】

悪女10 ページ11

あのことがあった数日後、萩村は転校した。まぁどうでもええけど


貴「今日も平和…やな？光」


静かな教室に私の声が響き渡る


財「せやな。もうミーハーとか本間いらんわ」


光の膝の間に座りながら2人で語り合う


財「なぁ、ええやろ…？」


光のゴツゴツとした片手が私の片手に
スルリと触れる


貴「しゃあないなぁ、ええよ…」


と言った瞬間に光の唇が私の唇と重なり合う
光のキスは蔵先輩よりも激しくて荒い


でも、そんなとこも好きやで光


財「我慢出来ひん…最後までええ？」


貴「ええよ。光の好きにして…」


光のされるがままに従って、堕ちていく…


貴「光…好き…」


財「俺は愛しとるけど？」


貴「…私も、愛しとるよ…」


この甘い時間がヤミツキになる


よく私は「ビッチ」「最低」など言われる
ビッチ？最低？は、勝手に言えば？


私は皆に依存してる。皆も私に依存してる
お互い愛を渡しあってる
お互い幸せ。それの何がアカンの？


誰にも渡さへん。誰にも邪魔なんかさせへん
絶対に、絶対に…


貴「光…もっと、愛…ほしい…」


財「なんぼもやるわ。梨亜の為なら…」


好き。大好き。愛してる。


ミーハーなんかただキャーキャー騒いでる
ただのクズ。アンタらになにがわかる？


ミーハーなんかに、渡すもんか

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