生意気な後輩。【小川智大】

可愛い ページ21

ということで、現在、佐藤 A。28歳初男性の風呂に入ります。

まぁね、男子の経験ないだけでぜんっっぜんドキドキしてないし、結構いい匂いだなーとか思ってませんけどね？

「変なことすんなよー」

「しないわよっっ！」

変なこと言う小川に反論した後、服を脱ぎ、いざ、お風呂場へと向かった。


ガラッ


その音は、お風呂場に響いた。
だが、お風呂場の静けさにその音は飲み込まれていった。

「…ごく普通ね…」

当たり前だよねーと思いつつ、私は小川にお風呂場を貸してもらった。

なんか、緊張してた自分が馬鹿みたいじゃん





そして、私は風呂を終え着替えた後、すぐにお風呂場を後にした。

「ありがとう、小川くん気持ちよかったよー」

私は当たり前の感想を小川に伝えた。

「センパーイ、それは俺が使った後だからですかー？」

またコイツイジってきたよ。なんなのホント

「違うわっ！」












「でも、お風呂上がりのAさんも可愛いね、」



「…え？」

「……？あっ、や、やべっ、あ、あの、ちがっ…」

びっくりした。急に可愛いなんて言うから。

ていうか焦りすぎでしょw
いい眺めね。

つーか、コイツに可愛いとか言われても嬉しくないし。


まーた、コイツはセンパイをイジってんだなって分かってるのに




分かってるのに……！





「なんか……顔が熱い、ような…」


ドキドキが止まんないのはなんでなの、？

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