生意気な後輩。【小川智大】

嫌な感情が消え去ってくれない ページ17

小川side
先輩達に散々イジられた後、周りを見渡すと
Aさんと、藍、達宣で話していた

Aさんが俺にはしない顔をしていたため、何故か胸の辺りがモヤッとした。

〜数分後〜
Aさんと話していた藍が、唐突に
「Aさんって小川さんと付き合っとるんですか？」
というのが聞こえた。



心臓が鳴る。止まらない。


俺は無心でAさんの答えを待っていた


まだ心臓が鳴る。まだ止まらない。



「ないない！！そんなワケないって！！今までもないし、これからもないよ？！」


Aさんのその一言で何故か俺は心に落ちたような気がした。


その後も、何かを3人で話して討論していたようだが、聞こえなかった。

だが、「なぁ、Aさん、小川さんがAさんのことどう思ってるか知らないんすか？」

という藍の言葉で、顔が熱くなった。

は？！藍どういうことだよ？！
俺、お前にそういう話ししたことなくね？！




そこで、俺は気付きたくないことに
気づいてしまった。




「俺



















Aさんのこと好きかも……」


すると、藍たちの方から

「……え、知らないけど……」

というAさんの答えが聞こえた


Aさんのこの言葉が何故か無性に悔しくて「…クソっ、」という声が出てしまった。

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