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「 ちょっと待って、優太早いって 」
「 いやいや、A遅すぎだからな？ 」
怖くて怖くて、足が思うように動かない。
てかこれおばけ役とかいるよね？
だってクラスの子おばけ役のくじ引いたとか言ってたし！！！
「 おい、A 」
下に向けてた顔を上げた瞬間
木の後ろに …………… 白い影。
「 … ぎゃぁぁぁぁ！！幽霊！！！ 」
優太と繋いでいた手を離して走り出してしまった。
なんのために繋いでたんだって言うだろうな、きっと。
「 …怖い、ってばぁ…………… 」
走ってきたのを後悔した。
1人でこんな夜に。そりゃ怖いに決まってる。
無駄に動けないからしゃがんだ。
真依に連絡しようかとか思ったけど
怖くて何故か動けなかった。
…あーあ、恥ずかしい。
自分がこんなにも怖がりだなんて誰にも知られたくない。
特に、あいつには。
「 ……っ、おい 」
「 へ…？ 」
やっぱり神様は意地悪だ。
なんでこう、タイミング良く現れるんだ。
「 ……はあ………良かった、おった 」
そう言って私の目の前にしゃがんだのは永瀬廉だ。
「 なんで？…なんでいるの？ 」
「 は？すごい声で叫んでたん誰やねん
ビビるわ、ほんまに 」
ケラケラと笑う永瀬廉をみて
怖さなんか吹っ飛んで私も笑ってしまった。
「 良かった。ほんとに死ぬかと思った 」
「 意外と怖がりなんやな 」
ちょっといたずらっぽくニヤける永瀬廉が
またまたかっこよく見えた。
好きだなあ。
「 でも、そのお陰で話せたから良かった 」
私の心の声がまた漏れてしまっていた。
その声はしっかりと永瀬廉の耳に届いてるはず。
最悪。終わった。どうしよう。
そんなことを考えてるうちに先に口を開いたのは永瀬廉だった。
「 なあ、A ｣
「 え？ 」
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「 お前さ、俺のこと、好き？ 」
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しおり(プロフ) - 今更読みまして！！感動しました！主人公ちゃんと永瀬が結ばれたので、わいは平野とあんなちゃん？の娘か息子になろうと思います！それで、優太くんの娘か息子と結婚します！ (2021年1月12日 16時) (
レス) id: 54ab854a1d (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - 更新待ち続けてます！ (2018年4月20日 16時) (レス) id: 260ba75c47 (このIDを非表示/違反報告)
ａｏ★ - すごくきゅんきゅんします!これからも、応援してます！更新頑張ってください！ (2018年4月7日 20時) (レス) id: c77dac933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mona | 作成日時：2017年8月4日 22時
