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「 もう忘れるってこと？ 」
「 そう。忘れるの 」
真依とのお泊まり会。
花火したい！って真依が言うからコンビニへ花火を買いに向かっていた。
「 忘れるって言ってもさ、忘れれないでしょ 」
「 まあ夏休みの間は会わなくていいわけだし
そのうち冷めるって、気持ちも 」
「 そう？会えない分逆に好きになるかもよ 」
「 ならない 」
真依の言葉が最もすぎる。
でも私は自分の気持ちとは真逆の言葉を並べてる。
会えない分、会いたいと思ってしまう。
会えない分、記憶の中のあいつがどんどんかっこよくなっていく。
…………………… 会いたいなあ。
「 嫌いになろうとしてなれるもんじゃないもんね。
好きになろうと思って好きになるんじゃないし 」
「 私、永瀬廉のこと嫌いになろうとしたんだよ。
そしたら好きになったの。おかしいよね？ 」
なんて会話をしているうちにコンビニ到着。
今は花火にもいろんな種類があって
可愛いものからすごい本格的なものとか。
「 ね、これとこれどっちがいいかな？ 」
「 んー …… こっちのほうが可愛「 こっちだな！ 」
私の言葉を塞いで後ろから花火をスパッと取り上げたのは優太だった。
「 え？なんで優太いるの？ 」
「 ん？今クラスの男子で集まっててさ。
俺買い出し係だから、花火買いに来た 」
「 ふーん。1人？ 」
真依の言葉にさっきまで笑顔だった優太の顔が
だんだん青ざめていく。
汗も出てるし。なんなのこの人。
「 あ、いや、えっと … あ！お前ら買ったならさっさと帰れば？外暗いし！うん！ 」
「 は？まだ買ってないんだけど 」
「 うん、まあいいから帰れ！ 」
いやなんで！花火もゆっくり選ばせてくれないの？
しかも外暗いしとかなに？
暗いから花火するんでしょ！！馬鹿か！
なんて思ってる時
「 なあ、岸くーん
このアイス美味そうやから買ってええ？ ｣
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しおり(プロフ) - 今更読みまして！！感動しました！主人公ちゃんと永瀬が結ばれたので、わいは平野とあんなちゃん？の娘か息子になろうと思います！それで、優太くんの娘か息子と結婚します！ (2021年1月12日 16時) (
レス) id: 54ab854a1d (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - 更新待ち続けてます！ (2018年4月20日 16時) (レス) id: 260ba75c47 (このIDを非表示/違反報告)
ａｏ★ - すごくきゅんきゅんします!これからも、応援してます！更新頑張ってください！ (2018年4月7日 20時) (レス) id: c77dac933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mona | 作成日時：2017年8月4日 22時
