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テストも終わり、今日は待ちに待った七夕祭り。
いや、待ちに待ったっていう程でもないけど結構楽しみ。
「 今年は優太くんなのね〜 」
「 行く人いなかったから 」
「 え〜、お母さん、もしかして …
なんて思ってたんだけどなあ〜 」
……… お母さん、その話題はだめ。
「 よっ 」
「 … お、え？優太？ 」
「 優太以外誰がいるんだよ！ 」
玄関を開けたらもうそこには優太がいて。
浴衣だからかいつもと雰囲気が違って見える。
「 あんま見んなよ 」
かっこいいじゃん、なんて。
「 ………… 浴衣、似合ってんじゃん 」
「 … 優太も似合ってるよ〜 」
「 全然気持ちこもってねえな 」
私の照れ隠し、優太は気づいてないみたい。
似合ってるって言われて満更でもない優太は
どこか可愛く思えた。
「 あ、りんご飴！ 」
「 おい！待てって！ 」
今年はりんご飴を片手に浴衣を着て歩いてみたかった。
なんか可愛いから、りんご飴って。
「 も〜らいっ 」
「 ちょっ、一口目！ 」
優太と屋台を回ったり、友達に会って話したり
意外と楽しい時間だった。
「 なんか、こうやってAといたら昔思い出す 」
「 祭りなんか行ったっけ？ 」
「 行ったわ！忘れてるとかひどくね？
お前 あの時もりんご飴食ってたし 」
優太は昔のことをすごく覚えてる。
私の記憶力が無いだけ？
いやそれにしても優太の記憶力はたまに感心する。
それを勉強にうまく使ったらいいのに …
「 てかかき氷買ってくるわ。何味？ 」
…… おかしいなあ。
真依にも会わなかったのに、なんでかな。
「 A … ？」
私の目線に気づいた優太。
ああ、どうどん視界が歪んでいく。
「 ……… あいつ、女いたのかよ 」
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しおり(プロフ) - 今更読みまして！！感動しました！主人公ちゃんと永瀬が結ばれたので、わいは平野とあんなちゃん？の娘か息子になろうと思います！それで、優太くんの娘か息子と結婚します！ (2021年1月12日 16時) (
レス) id: 54ab854a1d (このIDを非表示/違反報告)
真子(プロフ) - 更新待ち続けてます！ (2018年4月20日 16時) (レス) id: 260ba75c47 (このIDを非表示/違反報告)
ａｏ★ - すごくきゅんきゅんします!これからも、応援してます！更新頑張ってください！ (2018年4月7日 20時) (レス) id: c77dac933d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mona | 作成日時：2017年8月4日 22時
