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けど、やっぱりこれから学校を卒業してそれぞれの人生になると、お互いの近況がわからなくなるという恐怖がある
その、恋人とかの、恋愛系の近況が
今までは正直いって基本的に丈くんと共に学校生活を送っていて、女なんか寄り付かせなかった。割と独占欲が強めなのかもしれない
元々、丈くんは女の子にモテるタイプというよりかは、クラスの中心で爆笑を掻っ攫うタイプだからそんなに心配することは無いんだけど
如何せん優しいので、隣の席の女の子とかはコロッと落ちてしまうのだ
けど、私という存在があることで皆ほぼ諦めモードになり、今まで丈くんに彼女がいたことはない。申し訳ない気持ちになりながらもちょっと嬉しかったりする
けど、そういった気持ちを伝えることは無く。伝えようとしても遠回し過ぎて全く伝わらないのだ
｢寂しいものは、寂しいんだよ｣
｢ふーん、そか｣
特に気にする様子を見せない丈くんは、参考書を手に取ると。先程座っていた席へと戻ってきて、私に参考書を手渡した
｢はい、参考書｣
｢ありがとー｣
やっと解ける〜、と呟けば 普段なら”頑張りや〜”などの声が聞こえてくるのに、何も返ってこなくて そんなに真剣に勉強してるのかと思い、丈くんの方をチラ見する
すると、丈くんはシャーペンも持たずに 私の方をじぃっと見つめていてバッチリ目が合って、反射的にビクッとしてしまう
｢丈くん？｣
私の顔になんかついてる？と言おうとしたら、丈くんはガタッと椅子から立ち上がり。前屈みになって顔を寄せてくる
突然の出来事に頭が追いつかなくて、目を見開いて硬直していると。丈くんの顔は私の方へと向かってきた
｢…じょ、…っ｣
丈くんの名前を呼ぶ前に 視界は真っ暗になり、唇に違和感を感じる
すぐに目の前は明るくなるが、そこにいたのは少し視線を右下に向けて、口元に手をやっている丈くんだった
｢…キスした意味くらい、わかるやろ？｣
思わぬセリフに、驚いてしまい。そのせいで何も喋ることが出来なかった
丈くんは、はぁ…とため息とついて意を決したように私に真剣な眼差しを向ける
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うみ(プロフ) - ∞JW関ジュ担さん» お返事遅れてしまって申し訳ありません！丈くんで幼なじみですね、了解しました！！今日か明日までにあげさせて頂きますので、気長に待っていて下さい！ (2019年3月22日 12時) (
レス) id: 611045b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
∞JW関ジュ担 - リクエストいいですか？丈くんの幼なじみみたいです！お手数掛けますがよろしくお願いします！ (2019年3月19日 21時) (レス) id: 77871d3cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみ | 作成日時：2019年1月15日 1時
