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｢A？｣
なんとなくだが、この気持ちの答えはわかる。けど、やっぱり直面すると毎回変な感じになるのは仕方ないのかもしれない
｢丈くん、かっこよくなったね｣
｢え！！？｣
自分自身を誤魔化すために、私なりに遠回しに気持ちを伝える。勿論遠すぎるから私の淡い気持ちなんて届くわけないのだけれど
｢い、いきなりどうしたん！？頭打った？あ、だから問題分からへんねや｣
｢打ってないから！！｣
漫画みたいな動きで、納得したようなポーズをとる丈くん。そんな丈くんに上手くツッコめないのは、毎年丈くんが面白さを増す事に思うことだ
｢なんか、この角度から見る丈くん。かっこよく見えたから｣
｢え？それ普段はイケメンちゃうってこと？｣
｢私イケメンとは一言も言ってませーん｣
丈くんの挙げ足をガッと取ると、丈くんはアニメのような表情で オネエみたいなポーズをとって口を開く
｢うっわ誘導尋問や！この子、誘導尋問しとるでぇ！？｣
｢尋問はしてないでーす｣
ちょっと引っ掛けてやったけどね。なんて心で呟くが、丈くんには悟られないように 平然を装った
｢成長しちゃったね、丈くん｣
｢しちゃった？｣
なんやねん、その言い方ぁ。と言ってくる丈くんは昔の雰囲気がありつつもやっぱり大人になってしまったな、というのを感じてしまう
そんな私は、昔とは大差変わらず。なんだが丈くんに置いていかれてしまったようで少し気掛かりだ
なんて言ったら、変な気遣いをされてしまいそうなので胸の内に秘めておく
｢前は可愛かったのに〜｣
｢Aも大概やで？｣
｢何が言いたい｣
お互い顔を見合わせ、少し沈黙が流れるが。すぐさま同じタイミングで笑みが零れて、笑い声が部屋に響く
こんな時間もなんだが愛おしく思えるのは、きっと成長したから感じることなのだろう
｢あーーなんか寂しい｣
｢え？突然なんで？｣
私の独り言をすかさず披露丈くん。私は触れられると思ってなくて少しキョドるが、すぐさま理由を話した
｢だって、もうちょいで卒業でしょ？やっぱ寂しいよ｣
｢でも、家むっちゃ近所やし。会われへんことは無いやろ？｣
｢分かってるけどさぁ…｣
分かってる。徒歩1分で付ける距離だし、走れば秒。世間一般的に幼馴染と呼ばれる関係なだけあって昔から頻繁に遊んでいたので、これからもそうするつもりだ
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うみ(プロフ) - ∞JW関ジュ担さん» お返事遅れてしまって申し訳ありません！丈くんで幼なじみですね、了解しました！！今日か明日までにあげさせて頂きますので、気長に待っていて下さい！ (2019年3月22日 12時) (
レス) id: 611045b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
∞JW関ジュ担 - リクエストいいですか？丈くんの幼なじみみたいです！お手数掛けますがよろしくお願いします！ (2019年3月19日 21時) (レス) id: 77871d3cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみ | 作成日時：2019年1月15日 1時
