アウトｰN.ryoｰ ページ37
※亮ちゃんがロリコンです※
あれは、約14年前
小学一年生だった私は、近所に住んでいる評判のいい高校1年生の錦戸亮さんに憧れていた
世でいう、初恋というやつだ
よく錦戸さんが高校の帰りで通りかかる公園で遊んで構ってもらうのが当時の日課だった。まだほんのりとした暖かみが残る時期。
幼かった私は、錦戸さんが帰ってくるまでクローバーを花の冠を作ってプレゼントする。そう思いながら頑張って作ったことを今も覚えている
2つ目が完成したところで、錦戸さんが通りかかり大急ぎで走って向かう
｢りょうにーちゃん！｣
｢ん？お、Aちゃんやん｣
｢みて！｣
当時の私には、形の崩れた花冠ですらティアラのように見えていて誇らしげな気持ちだった
正直見れたものではない出来の花冠の感想を、錦戸さんは優しい笑顔で答えてくれる
｢綺麗な花冠やね｣
｢りょうにーちゃんにあげる！｣
｢ええの？ありがとー｣
錦戸さんは屈み、身長の低かった私にも頭に乗せてあげられるようにしてくれた
満足気に乗っけると、錦戸さんはうわ〜、と嬉しそうに声を上げてくれてた
そんな錦戸さんは本当に王子様のようで、当時の私も素直な感想を述べた
｢にあってる！｣
｢ほんま？嬉しいわぁ｣
本当に思っているのかはわからないが、子供の私にも優しく接してくれた錦戸さんは
冗談抜きで憧れの白馬には乗っていないが、王子様だった
｢わたしのもあるの！みて！｣
自分の分も頭に乗っけて、錦戸さんに頭を見せるように近づく
ニコニコと膝を抱えながら腰を落としている錦戸さんは、小動物を見るような目で私のことを見ていた
｢おっ、可愛いなぁ。お姫様みたいや｣
｢ほんと！？わたし、おひめさまみたい？｣
｢うん、むっちゃ可愛いで｣
そういいながら、花かんむりが壊れないようにいつもなら頭を撫でるのだが その日は頬を優しくさすった
当時の私はアホだったのだろう。錦戸さんが王子様のように見えていたせいで、こんなことを言い出してしまっていたのだ
｢それじゃあわたしのこと、およめさんにしてくれる？｣
｢えっ｣
｢だめ？｣
小学校に入ってまだ3ヶ月も経っていない私は、ほぼ幼稚園児のようなもので 錦戸さんも反応に困ったと思う
だが、錦戸さんはほんの3秒ほどだけ間を開けてすぐに話を始めた
｢んー、じゃあAちゃんが、大人になっても俺のこと好きやったら。結婚しよか｣
｢やったー！りょうにーちゃん、だーいすき！｣
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うみ(プロフ) - ∞JW関ジュ担さん» お返事遅れてしまって申し訳ありません！丈くんで幼なじみですね、了解しました！！今日か明日までにあげさせて頂きますので、気長に待っていて下さい！ (2019年3月22日 12時) (
レス) id: 611045b9d7 (このIDを非表示/違反報告)
∞JW関ジュ担 - リクエストいいですか？丈くんの幼なじみみたいです！お手数掛けますがよろしくお願いします！ (2019年3月19日 21時) (レス) id: 77871d3cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみ | 作成日時：2019年1月15日 1時
