塩彼女と俺

車 ページ23

YG「あ、なら俺が送ってってやるよ。」






A『…？仕事は？』





YG「今日はオフ。」





A『尚更ダメだわ。寝てな。』






そこは少しでも一緒に居たいから、いいの…？って言うところだろうよAさん





YG「俺が送りたいから送る。」






A『あぁ！！帰ったら寝ててね！ありがとう！！！』







どんだけ俺の体調が心配なんだよㅋㅋㅋㅋ







YG「俺そんな脆くねぇから」







A『嘘つけ。』







あー幸せ。







なんかもう塩でもいいや。うん。幸せ。







YG「着替えてくるから支度してろ」







A『ん。』









YG「よっ…と。こんなもんか」







とりあえず変装完了






まぁバレないだろ






YG「用意できたかー？」







A『っっと。よし。出来た！』





YG「車出してるから来いよーー」






いい。なんかいい。普通のカップルみたいでいい。






いやまぁ実際は遅刻寸前の彼女を半ば強引に送り届けるだけなんだけど






A『なんかごめん。まさかこんな遅刻寸前とは思わなくて』






YG「気にすんな。」






わしゃわしゃっと頭を撫でると





"ちょっと"って手を離された






あ、やべ髪の毛セットしたんだ






A『……まぁいいや』






一先ずセーフ

ヌナ→←ブリーチ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す