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YG「そろそろ、着くぞ」
「…うん」
結局、結局最後まで彼の顔を見ることが出来なかった
今にも溢れだしてしまいそうな涙を止めるのに必死で
あぁ、私はなんて無駄なことをしてしまったんだろうか。
YG「A…?」
「あ!!え、えっと…ごめんぼーっとしてた…」
悟られないようにしなくちゃいけないのに、何やってんだろう。
YG「?、体調悪いならゆっくり休めよ。ほら、着いたし」
もう、お別れなのか。
この車、大好きだったんだ。ユンギが私が寒くないようにっていつも可愛いピンクのブランケット乗せてくれてて
柄に合わないのに…笑
ユンギの仄かな香りが車の中に充満してて、ユンギには悪いけどよく眠れる場所No.1だったんだよね。
「遅くまでありがとう。ねぇ、ユンギ」
YG「なんだ?」
「愛してるよ、ずっとずーっと。愛してる」
YG「ん、俺も」
私、ちゃんと笑えてたかな
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作者名:まろん | 作成日時:2022年9月28日 23時