ごじゅーろく ページ8
俺はやっと呼吸ができるようになり、体も動くようになった。
「惚れ薬？誰が仕込んだんた？」
スネイプが嫌味たらしくフンと鼻を鳴らした。
スネイプ「君のちっぽけな頭では分からないか。どう考えても一人しかいないだろう」
ジョーダンの方を睨んでいった。
スニベルスは本当に腹が立つやつだが今は後回しだ。
Aが今にもジョーダンを舐めまわしそうな勢いだ。
リリー「いますぐスラグホーン先生の元に行って解毒剤を貰ってくるわ！」
リリーが焦って校内に向かって走っていった。
スネイプと俺でAを抑えていたが暴れようとするので数箇所引っかかれた。
「どうしてこんなことが起きた？」
エマ「あの…Aは朝食を食べに来ていなくて郵便があったから届けたの。それが惚れ薬の塗られたチョコレートだとは思わなくて…」
クロースはとても怯えていた。
以前あんなことがあったから俺に苦手意識を持って当然だ。
その様子もさらに俺をイラつかせてつい怒鳴ってしまった。
「本当は仕組んだんじゃないのか？あいつのこと憎んでいて！」
スネイプ「なら君は惚れ薬のついたチョコレートと普通のチョコレートの見分けがつくんだな。まるで犬だな」
また嫌味たらしく言ったのでさらにイラつきが増したが、確かにクロースに当たるのは間違っている。
『うぅー、ジョーダン…愛してる…。結婚しよう…』
バタバタ大きな足音を立ててリリーが大急ぎで帰ってきた。
リリー「はぁ…はぁ…！…これ…！」
俺は急いで薬の入った瓶を手に取り嫌がるAに無理やり飲ませた。
『んっ……あれ…』
まだぼーっとしてるようで目に光が戻らない。
俺やリリー、スニベルスやクロースに見つめられる中Aは俺でもリリーでもクロースでもなく、スニベルスに真っ直ぐ手を伸ばして言った。
『…セブ…ルス…』
そう言うとすぐ意識を失った。
最初に見えたのがスネイプだったからそう呼んだだけ。
そう思いたかったが自分でもよくわかった。
Aはスネイプのことが好きなんだ。
その後俺が医務室に連れていくと言って彼女を抱きかかえた。
授業を受ける気なんかなくなり彼女が心配だとマダムポンスリーにお願いしてそばにいさせてもらった。
ずっとAを見つめていた。
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れいな(プロフ) - 続き読みたい！！！最高です！ (2022年4月24日 8時) (
レス) id: c21851bc14 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - お話が面白くて一気に読みました！シリウス落ちが読みたいです。続きが気になります。更新お願いします！ (2021年12月20日 2時) (レス) id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
でぶねこ(プロフ) - コメント失礼します。作品スッゴイ面白いかったです！大好きです（？）続編まだありましたら、更新お願いします！m(__)m (2021年9月4日 14時) (レス) id: ff556a48a7 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 作品とても面白かったです！これからも更新頑張ってください((^-^)) (2019年8月23日 10時) (レス) id: 51a1f88d83 (このIDを非表示/違反報告)
アイロナ(プロフ) - せぶふぉいさん» はじめまして！いつも書きためてから投稿しているのですがそれを消費しきったのでいま貯めてる状況です（笑）またすぐ再開するので読んでもらえたら幸いです！めっちゃモチベ上がりましたありがとうございます(^^) (2019年4月3日 1時) (レス) id: 4f78162de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイロナ | 作成日時：2019年2月21日 13時
