ごじゅーさん ページ5
レギュラス「なんか変わった…わかった、綺麗になったんだ」
私のストレートの髪にサラっと手をかけて真剣にいった。
褒めていただけるのはありがたいが、そういうのは場所を考えて欲しい。
現に今わたしは女の子達の視線で体に穴が開きそうだ。
『何も変わらないよ！そうだ、レギュラス！私この夏いろんなところに旅行してたんだ！んー、レギュラスはこれかな？』
シンガポールで買ったちょっとぶさいくなマーライオンの置物をあげた。
レギュラス「はははっ！Aってお土産のセンスないね」
『うそだ！私は気に入ったのに！』
あまりにも笑うのでぷーっと頬を膨らませた。
レギュラス「本当に…かわいいなぁ」
柔らかに微笑む彼はシリウスにやはり少し似ていた。
その後はレギュラスはずっと私の旅行の話を楽しげに聞いてくれていた。
レギュラス「Aはとても話しやすい。それに一緒にいて面白いし。兄さんが気に入るのもわかるよ」
『どうもありがとう』
純粋に嬉しかったので私はニカッと笑った。
レギュラス「でも…ほんとに兄さんにはもったいないな。僕の方が…」
レギュラスが私の頬に手を伸ばしかけたときコンパートメントの扉が開いた。
シリウス「いた」
すぐさま私の手をひっぱり外に連れ出した。
『ちょ…どうしたの？シリウス』
シリウス「危ないところだった。奴は腐っても俺の弟だ。Aのこと好きなってもおかしくない」
シリウスが言うには私が危険な気がしてコンパートメント中を探していたらしい。
シリウスはとても真面目に話していたがわたしにはとてもおかしくて私は笑い転げた。
『あははは！そんなことないよ！てゆうか、危険まで察知できるなんてほんとに犬じゃん！あはは！』
シリウスも私があまりにも笑うのでつられて笑い出した。
『大丈夫。私がレギュラスを好きになる事はないよ、』
少しほっとしたような顔をしていたシリウスは今度は悪戯な笑みを浮かべて言った。
シリウス「俺を好きになることは？」
『どうだろうね』
シリウス「Aさんはいつになったら俺と付き合ってくれるんだろうな？あんなことまでしたのに」
挑発的に言うシリウスから色気を感じた。
背が伸びてまたかっこよくなったな。
『私シリウスのこと好きだよ。でもたぶんもっと好きな人がいるの。そんな人がいるのに付き合ったらシリウスにも悪いでしょ？』
シリウスは顔色を見せずに黙って反対側に歩いていった。
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れいな(プロフ) - 続き読みたい！！！最高です！ (2022年4月24日 8時) (
レス) id: c21851bc14 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - お話が面白くて一気に読みました！シリウス落ちが読みたいです。続きが気になります。更新お願いします！ (2021年12月20日 2時) (レス) id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
でぶねこ(プロフ) - コメント失礼します。作品スッゴイ面白いかったです！大好きです（？）続編まだありましたら、更新お願いします！m(__)m (2021年9月4日 14時) (レス) id: ff556a48a7 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 作品とても面白かったです！これからも更新頑張ってください((^-^)) (2019年8月23日 10時) (レス) id: 51a1f88d83 (このIDを非表示/違反報告)
アイロナ(プロフ) - せぶふぉいさん» はじめまして！いつも書きためてから投稿しているのですがそれを消費しきったのでいま貯めてる状況です（笑）またすぐ再開するので読んでもらえたら幸いです！めっちゃモチベ上がりましたありがとうございます(^^) (2019年4月3日 1時) (レス) id: 4f78162de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイロナ | 作成日時：2019年2月21日 13時
