ろくじゆーなな ページ19
なんだか踊っているといつもの空気に戻ってきてとても楽しく踊り続けた。
気がつくと音楽が終わっていてみんな帰ろうとしていた。
セブルス「帰ろうか」
『そうだね』
階段を登る時躓きそうになると彼が腕を差し出した。
『そういうとこ好きで仕方ない』
ぼそっと小さくつぶやき、頬を染めて彼の腕をぎゅっと掴む。
セブルス「何か言ったか？」
『なーんにも！』
とても幸せな気分に包まれた。
翌朝、セブルスと並んで朝食を食べていると、リリーが前に座り爆弾発言を落とした。
リリー「私、ジェームズと付き合うことになったわ」
セブルスは目も口も開けたまま固まっていた。
『嘘でしょ！昨日？』
私は嬉しかったがはしゃぐとセブルスが怒りそうなので当たり障りのないことを聞いた。
リリー「そうよ！昨日…「君は分かってない！！」
セブルスが立ち上がり大声で言った。
大広間に彼の声が響く。
みんなの視線がこっちに集まった。
『1回外に出るよ！』
大事になる前に2人を引っ張り出して中庭に連れていく。
リリー「あなたまだそんなことを言っていたの？」
セブルス「君は絶対やつと付き合ったことにいつか後悔する！」
リリー「今はあなたと親友であることを後悔してるわ！あなたは親友の幸せを喜べないの？」
セブルス「だから僕は君を思って言ってるんだ！」
リリー「いいえ、ちがうわ！あなたが彼を気に入らないからよ！」
セブルス「僕はただ…！」
リリー「ただなによ！」
セブルスは私をちらっと見た。
セブルス「なんでもない」
そう言うと1人歩いていった。
リリーはまるで子供のように声を出して泣き出した。
『リリー…落ち着いてよ』
リリーが泣くところなんて初めて見たのでとても動揺した。
リリー「どうしてセブは分かってくれないの…！親友だからただわかって欲しいだけなのに！」
『リリー…大丈夫よ。落ち着いて』
リリーの背中を優しく叩きながら彼女をなだめた。
『セブルスもいつかちゃんとジェームズのこと分かってくれるよ。ジェームズはいい人だし』
リリーも落ち着いてきたのでグリフィンドールの談話室まで送り届けた。
スリザリン寮まで帰りセブルスを探すがいない。
男子寮と下でセブルスー！と叫んだが返事がなかったので、やむを得ず男子寮に侵入した。
セブルス「なにしてるんだ！」
幸運なことに部屋にはセブルスしかいなかったので変態扱いされずにすんでよかった。
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れいな(プロフ) - 続き読みたい！！！最高です！ (2022年4月24日 8時) (
レス) id: c21851bc14 (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - お話が面白くて一気に読みました！シリウス落ちが読みたいです。続きが気になります。更新お願いします！ (2021年12月20日 2時) (レス) id: c205e099df (このIDを非表示/違反報告)
でぶねこ(プロフ) - コメント失礼します。作品スッゴイ面白いかったです！大好きです（？）続編まだありましたら、更新お願いします！m(__)m (2021年9月4日 14時) (レス) id: ff556a48a7 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 作品とても面白かったです！これからも更新頑張ってください((^-^)) (2019年8月23日 10時) (レス) id: 51a1f88d83 (このIDを非表示/違反報告)
アイロナ(プロフ) - せぶふぉいさん» はじめまして！いつも書きためてから投稿しているのですがそれを消費しきったのでいま貯めてる状況です（笑）またすぐ再開するので読んでもらえたら幸いです！めっちゃモチベ上がりましたありがとうございます(^^) (2019年4月3日 1時) (レス) id: 4f78162de4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイロナ | 作成日時：2019年2月21日 13時
