にじゅーいち ページ22
日が暮れて来たあとは2階のジェームズの部屋で過ごした。
ジェームズは周りにセブルスや誰かがいないし自分の家だからかいつもより落ち着いていて傲慢さがなくリリーと少しいい感じになっていた。
リリーもジェームズもとても楽しそうに2人で笑っていた。
シリウスと目を合わせるとシリウスもそれを察していたようで2人で無言で部屋を出た。
シリウスが借りていた部屋の中に入れてもらった。
『あの二人とてもいい感じだね！』
シリウス「そうだな」
シリウスは少し寂しそうな顔をしている気がした。
『あれ、シリウスもしかしてジェームズが取られそうで寂しいの？』
私がふふっと笑うとシリウスも少し笑った。
シリウス「そんなんじゃない。あー、いや、そうかもな」
『大丈夫だよ！もしリリーと付き合ったってジェームズがシリウスと親友なことは変わらない。私が保証してあげる』
実際未来でもそうだったしね！
そういえばシリウスは大人になったとき結婚って感じはなかったよな〜
『シリウスはいい感じの人とかいないの？』
シリウス「あー、そうだな…。好きなやつならいる
」
『え！そうなの！初めて聞いたよそんなこと！だれだれー？私の知ってる人？』
私は興味津々で目を輝かせてシリウスに近づいた。
シリウス「…言わねー」
シリウスは少し頬を染めてそっぽ向いた。
『シリウスのけちー！私たち友達でしょ？』
シリウスがこっちを向いたと思うと次の瞬間私の唇と彼の唇がくっついた。
軽く触れるだけのキス。
シリウス「俺は友達だとは思ってない」
「夕食が出来たわよー！降りてきなさい」
ポッター夫人の声が2階中を駆け巡った。
シリウス「先に降りとくから」
『う、うん』
シリウスが出ていって部屋は静かになったが私の鼓動はとてもドキドキしていて体が熱く感じた。
ど、どういうこと、シリウスは私のことが好きってこと？
深呼吸して気持ちを落ち着かせてから私は１階に降りた。
食卓には豪華で美味しそうな料理がならんでありみんな揃っていて私待ちだったようだ。
『す、すみません、お待たせしてしまって』
リリー「あら、A。なんだか顔が赤くないかしら？大丈夫？」
ポッター夫人「ほんとね。熱でもあるの？」
『い、いや、たぶん日焼けです！今日はとてもいい天気だったし！』
ポッター夫人「そうそれならいいんだけどね」
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NEKO(プロフ) - コメント失礼します。楽しく読ませて頂いているのですが、少し気になったことがありました。ブラック夫妻の名前ですが夫妻の名前が逆だと思います。妻の方がヴァルブルガ･ブラック、夫の方がオリオン･ブラックだったと思いますよ (2019年5月3日 15時) (
レス) id: 14e69bc545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイロナ | 作成日時：2019年1月18日 11時
