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４．みんなの手 ページ8
ガ｢Aもっとデレても良いんだぞ〜｣
そう聞こえると、私の頭に手が乗る
混乱している間にその手は優しく私の頭を撫でる
『！！ガッチさん？』
急いで顔を上げるとガッチさんが微笑んだ
やっぱりガッチさんといると安心するな
久しぶりの人の温もりを感じて私の顔は自然と緩む
しばらくそうしていると、
レ｢ガッチさん！ずるいよ俺もー｣
レトさんの声がしてガッチさんの手が離れていく
代わってレトさんが私の頭を撫でている
丁寧に髪を梳く
レ｢髪サラサラやな｣
私は何も出来なくて
ただ黙ってレトさんのことを見つめる
いつもと同じ笑顔だったけど
微笑んでいるレトさんの耳は赤く染まっていた
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作者名：静輝 | 作成日時：2021年5月10日 17時
