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あなたが居たから ページ25

日が進むにつれて不安は増えるばかりだった



炎上とか失敗とか・・・
どうしよう



考えている時間が増えていた
そんな時に話しかけられた



ガ「A大丈夫?無理してない?」



『大丈夫。疲れてるだけ』


笑顔を作って返事をする



ガ「何かあったら言えよ」



フ「そうそうAいつでも相談乗るからね」



『ありがとうガッチさん、フジ』



キ「おい待て。フジいつから呼び捨てになったんだ」



フ「え、この前俺とラーヒーとAの三人でゲームやった時からかな」



キ「じゃあヒラもか」



フ「そうだけど・・・」



どうしたんだろうキヨ
なんか最近怒りっぽいなぁ〜


皆に心配かけないように頑張らないと



気づくと本番は明日まで迫っていた



-----------------------------

本番か・・・

緊張しすぎて息しずらい

外で空気吸おう



外に出ると沢山の人がいた

この人達が皆のファンなんだ

・・・もっと緊張してきた



-----------------------------

牛「A大丈夫か?」



『全然だめ』



牛「そうか・・・じゃあ頑張れ」



『雑すぎない?』



牛「お前もそうだろ」



うっしーと軽口を言い合っていると少し緊張がほぐれた気がした



牛「頑張ろうぜ」



そう言ってうっしーは
自然な動作で私の頭を撫でて行った


・・・ありがとう



-----------------------------

ス「お疲れ様でしたー」

イベントは無事終了した


思っていた以上に受け入れてもらえたと思う

緊張はやっぱりしててコケたり、失敗したりしちゃったけど笑って貰えた

皆あたたかい人だったなぁ



レ「お疲れ様Aちゃんすごく良かったよ」



『レトさん!すごく楽しかった』



レ「良かった〜ごめんね。無理に誘っちゃって」



『いいよ。楽しかったから』



レトさんは安堵したように笑みを浮かべる



レ「もし良かったらまた次も出ない?」



『喜んで!』



こうしてイベントは終了した


この顔出しによってさらにファンが増えたのは
もう少しあとの話

11.君と笑いあえる日までーuszwー→←10.あなたが居たから



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作品ジャンル:恋愛
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作者名:静輝 | 作成日時:2021年5月10日 17時

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