あなたが居たから ページ25
日が進むにつれて不安は増えるばかりだった
炎上とか失敗とか・・・
どうしよう
考えている時間が増えていた
そんな時に話しかけられた
ガ「A大丈夫?無理してない?」
『大丈夫。疲れてるだけ』
笑顔を作って返事をする
ガ「何かあったら言えよ」
フ「そうそうAいつでも相談乗るからね」
『ありがとうガッチさん、フジ』
キ「おい待て。フジいつから呼び捨てになったんだ」
フ「え、この前俺とラーヒーとAの三人でゲームやった時からかな」
キ「じゃあヒラもか」
フ「そうだけど・・・」
どうしたんだろうキヨ
なんか最近怒りっぽいなぁ〜
皆に心配かけないように頑張らないと
気づくと本番は明日まで迫っていた
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本番か・・・
緊張しすぎて息しずらい
外で空気吸おう
外に出ると沢山の人がいた
この人達が皆のファンなんだ
・・・もっと緊張してきた
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牛「A大丈夫か?」
『全然だめ』
牛「そうか・・・じゃあ頑張れ」
『雑すぎない?』
牛「お前もそうだろ」
うっしーと軽口を言い合っていると少し緊張がほぐれた気がした
牛「頑張ろうぜ」
そう言ってうっしーは
自然な動作で私の頭を撫でて行った
・・・ありがとう
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ス「お疲れ様でしたー」
イベントは無事終了した
思っていた以上に受け入れてもらえたと思う
緊張はやっぱりしててコケたり、失敗したりしちゃったけど笑って貰えた
皆あたたかい人だったなぁ
レ「お疲れ様Aちゃんすごく良かったよ」
『レトさん!すごく楽しかった』
レ「良かった〜ごめんね。無理に誘っちゃって」
『いいよ。楽しかったから』
レトさんは安堵したように笑みを浮かべる
レ「もし良かったらまた次も出ない?」
『喜んで!』
こうしてイベントは終了した
この顔出しによってさらにファンが増えたのは
もう少しあとの話
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作者名:静輝 | 作成日時:2021年5月10日 17時