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「ウンパルンパって何であんなに小さいんですか？」
W「もとからだよ。僕がルンパランドに行った時からああだった」
「世の中不思議なこともあるんだなぁ」
あんなに小さい人間がいるなんて。
あんな寒いとこで早死にしてたら知らなかった世界。
まだ見ぬ世界にはいろんなものが待っているのかもしれない。
W「ところで、君」
ぼんやり考えている頭の中に突然ウォンカさんの声が突入して来た。
「は、はい」
W「いきなり聞くけど、なんで今日あんな道の上で寝てたの？」
寝てはいないかな………。
どちらかというと『寝る』の、その先までいきかけてたんだけど…。
「今日、お母さんに追い出されちゃって。帰るところもなくて、歩き回ってたら疲れちゃったんです」
W「お母さんに追い出されたの？…君って悪い子？」
「あははっ、悪い子なんですかね……。お母さんにとってはそうかもしれないですけど」
私のただならぬ雰囲気を感じ取ったのか、ウォンカさんはコホンと一つ咳払いをした。
W「君にはもう帰る家がないの？お母さんは会いたがってるかもよ？」
「……お母さんは、もう、私に会いたいなんて思ってませんよ。追い出された原因だって、私が邪魔って理由だし」
W「君のお父さんは？」
「お父さんは、もう何年も会ってないです。だから、今どこにいるのかすらわからない。」
お父さん。今どこで何してるの。
私があの時、お父さんの言うこと、信じていれば良かったのに。
そんなことを思っていると、目頭が熱くなってきた。
W「…なるほどね。じゃあ、今日からよろしく」
「えっ…？」
私が顔を上げると、ニコッと笑ったウォンカさんと目があった。
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maho(プロフ) - ウォンカと夢主ちゃんのやりとりがとっても面白いです！！更新頑張ってください！！！ (6月1日 16時) (
レス) @page35 id: 68b5b0ca36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パリパリサンド | 作成日時：2022年9月3日 4時
