再び仕事部屋にて ページ10
『中也〜!中也って抱き心地いいよね〜。男のくせに私より小さいからすっぽり腕に入るし〜
。』
私はヘラヘラと笑いながら中也に抱きついている。治が後ろで殺気放ってることなど気にせずに。
「ちょっ!女に抱きつかれる上におちょくられてる気しかしねぇんだが...?」
中也がもはや素になっている。仕方ないでしょ!?だって、治が全然反応しないでニコニコ見てただけなんだから。
「中也。ちょっと来て。」
治ーーー!やっと来たか!嫉妬したか!私は疲れたぞ?
「お、おう...?」
中也が不思議そうにして、治に手を引かれていく。治は私を睨みつけたが、知らねーよって感じでニヤリと笑う。中也と治が部屋から出るのを見届けたあと、1つため息をついた私は仕事に戻る。
『お幸せにね〜。治?中也に心配かけちゃ駄目だからね?』
と聞こえるはずもない独り言を言いながら。
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華萌(プロフ) - 秋葉さん» ありがとう!あと、おっけー!わかったー! (2018年5月5日 11時) (レス) id: e0296fd304 (このIDを非表示/違反報告)
華萌(プロフ) - 秋葉さん» ありがとー! (2018年5月4日 17時) (レス) id: e0296fd304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華萌 | 作成日時:2018年5月4日 11時