中也の家にて ページ13
「はあ!?なんで手前がいるんだよ!」
中也が帰ってきた。私は部屋で1人勝手に中也のワインをあけて飲んでいた。
『君の優秀な部下がね...手引きしてくれたのだよ?』
ワインの入ったグラス越しに中也を見る。中也はため息をつき、私の隣に座る。
「ったく、あの馬鹿...!」
と、独り言を言いながら。そんな中也の口を私は唇で塞ぎ、口に含んでおいたワインを無理矢理飲ます。ゴクゴクと中也の喉が鳴る。
「...っは!」
顔を赤くさせながら、私を睨む。そんなことしても、煽られるだけだ。
『なぁに?中也...?』
私が耳元で言うと、中也はビクリと身体を震わせた。全く...私が舌舐めずりをすると、中也は潤んだ目で私を見る。
「だ...ざい...?」
背中に何かがはったようにぞくりとする。
『中也?今は2人きりだよ?』
首と耳の間で息を吐くように言うと、中也はいつもより高い声で鳴き、潤んだ綺麗な青い目で私を見て、
「お...さ...む...?」
と言う。...私は思わず中也を押し倒していた。
『中也が悪いんだからね?』
理不尽だと、私を罵る中也も可愛い。と思いながら、また私は中也の口に深く唇を重ねた。
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華萌(プロフ) - 秋葉さん» ありがとう!あと、おっけー!わかったー! (2018年5月5日 11時) (レス) id: e0296fd304 (このIDを非表示/違反報告)
華萌(プロフ) - 秋葉さん» ありがとー! (2018年5月4日 17時) (レス) id: e0296fd304 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華萌 | 作成日時:2018年5月4日 11時