第2話 苦しい…辛い ページ3
?「あっあのー紅茶。 べんしょうさせて下さい。」
・
急に頬に暖かい雫が流れた。
?「えっマジ!…ほんとごめん。」
「あっ!違うの…本当に大丈夫。
ハンカチありがとう。」
そう言って小走りに階段を登った。
何で泣いたの?
いつもは泣かないのに。
ぶつかったから泣いたんじゃない。
何か胸の奥が苦しくて。
あの人の声が優しくて。
涙を拭いて教室に戻った。
か「あれ?A紅茶はー?」
「あっえーと。売って無かった。…ごめん」
か「そ〜なの?まーいーや」
ゆ「ねね!Aスカートの裾濡れてるけどどうしたの?」
「あっそうだった。」
「何か来る途中に見ずかかっちゃって…」
「着替えて来るわー」
更衣室に入って体操着に着替えた。
ズキッ
心が痛い。さっきの人の事を思い出した。
「あの人誰だったんだろう。
ちゃんとお礼言わないと」
でも今日授業受けられる気がしなくて
先生に言い保健室に行った。
バタン
「失礼しまーす。」
保健室の先生が見当たらなかった。
来るまでベットに横になった。
・
すこ時間が経つと隣のカーテンが開いた。
「うわっ」
?「あっ!さっきの!」
首を傾げた。
?「佐藤勝利です。さっきはごめん。
怪我してない?」
「大丈夫。川口Aです。」
ここからだ。私の運命が変わったのは。
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作者名:いちごアポロ | 作成日時:2017年3月21日 15時