キミの世界【HS】

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HS「 はい、俺の電話番号。」









「 へへ、ありがとうございます。スニョンさん専用の携帯みたいなものですね。」








家族も友達もいないから。








HS「 ほんとに俺だけでいーの？データ移行しなくていいの？」









「 電話番号変わったらもう向こうから連絡くることもないですし、私からかける人もいません。」










HS「 友達は？」












「 いません。」










「 あっ、ミンギュさん、、の電話番号だけ入れておきたいです。」










HS「 へ？ミンギュ？」











「 はい。ミンギュさんです。」









HS「 あんまり仲良くしてほしくないけど、」









「 へ？ 」









HS「 へ？ じゃないよ。2人が出会った時も俺の知らないところでホテルで2人きりだったし、この前だって2人で会って下着屋さんに行くなんて馬鹿すぎる。なに吹き込まれるかわからないし。」












「 へえ、、嫉妬ですか、、？？？」












HS「 、いや、そんなわけない！！！ 」











「 ふふ、冗談です。ミンギュさん色々話聞いてくれるから、つい。 」










HS「 一緒に暮らしてる俺に話せなくてミンギュに話せることあるの？？ 」










「 はい！沢山！ 」











HS「 なんだよそれ、なんかムカつくけど、俺が出れない時なんかあったら嫌だし、まあいいか。」












少し拗ねたようにわたしの携帯にミンギュさんの電話番号を登録してくれた。









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