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いつもは1人でなんか絶対に来ないBarにきた。
お給料は同世代の女性よりかは恐らくはるかに貰っているだろうけどいつ働かなるかわからない仕事だったから
貯金して、毎日節約してきた。
それなのに、こんなに高いBarに1人で来てしまった。
もう仕事続けれないかもしれないのに。
いつもは、常連の方とホテルの前に寄るここのBarでは
酔わないように、女性らしい甘めのカクテルを飲んでいたけど
全く好みじゃなかった。
今日は " 強めのお酒、お任せでください。" なんて、
言ってしまった。
呑みたい気分だった。
ペースを上げて、全てを忘れるように
出されたものを呑み干した。
『 お客さん、そろそろ辞めておいた方が、、 』
「 いーの!もっと強いのちょうだい。」
ジャズの音楽が流れ、金晩だからか店内は賑わっている。
そこらへんの居酒屋やBarとは違い、高級なお店だけあって、
悪酔いしてる人も少なく、男女が程よい距離を保って
会話を楽しんでいる人たちや、ビジネスで利用してる人ばかりだった。
こんなところで出会った男性なら
スニョンさんみたいに、優しく紳士に抱いてくれるのかな。
それならそれで、違う人で
スニョンさんとの行為を忘れて
また今まで通りお仕事もできるかな。
なんて、考えたけど、女1人こんな普通の格好でカウンターで悪酔いしてるヤツに声かける人なんて居ないか。
「 はあ、、。何もかも忘れたいな、。」
『 忘れてどうするの?? 』
私の独り言に、隣から返事がした。
びっくりして、横を見るとそこには
グラスを片手で揺らしながら少しカッコつけている
ミンギュさんがいた
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犬こそ正義(プロフ) - このお話めっちゃ惹き込まれます..!!更新楽しみにして待ってます (1月19日 7時) (レス) @page10 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
iuwfpd(プロフ) - 新作待ってました!見たことない感じで、これからどうなっていくのかめちゃ楽しみです!!それで質問があるんですけど、Twitter(X)で妄想垢とか運営されてますか?やっていたらフォローしたいので教えてくださると嬉しいです!更新頑張ってください。応援してます! (1月18日 17時) (レス) @page6 id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:min. | 作成日時:2024年1月18日 17時