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朝目が覚めると、この前と同じ景色だった。
スニョンさんが居ないことに寂しさを覚えた。
今まで寂しい、なんて言葉の本当の意味がよく分からなかった。
私には1人じゃない時なんて、
寂しくない時なんてなかったから。
家族もいない
友達もいない
高校にも行けずに、働く場所がなく
未成年の時からこの仕事一筋で生きてきた私には
感情がなかったから。
そんな過去を掻き消すかのように、
スニョンさんが私を優しく、激しく、包み込むように抱いたから。
こんな感情、知らないままの方が良かったよ。
昨日の温もりが、昨日の行為や、会話
全てがフラッシュバックされ、また自然と頬に涙が流れた。
早く、この部屋から出よう、忘れよう。
そう思い起きあがると、
感じる腰の違和感と痛み。
慣れてるはずなのに。
人間のように扱われず
乱暴に抱かれて、腰が痛くて歩けない日だって
鎮痛剤でなんとか耐えた日だって
何回もあった。
なのに、少し痛むこの腰が、
いつもの何倍も辛い。
そんな痛さを我慢して
ルームキーを手に取ると横に置かれているメモが目に入る。
そこには
電話番号だけ書かれていた。
普通こういうのって、一言くらい何かメモ残すものじゃないの？
なんて思いながら、アイドルの個人情報をこの部屋に捨てていくのもなあ、って言い聞かせて
チャックのついたポケットにぐしゃぐしゃに丸めて
押し込んだ。
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犬こそ正義(プロフ) - このお話めっちゃ惹き込まれます..！！更新楽しみにして待ってます (1月19日 7時) (
レス) @page10 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
iuwfpd(プロフ) - 新作待ってました！見たことない感じで、これからどうなっていくのかめちゃ楽しみです！！それで質問があるんですけど、Twitter(X)で妄想垢とか運営されてますか？やっていたらフォローしたいので教えてくださると嬉しいです！更新頑張ってください。応援してます！ (1月18日 17時) (レス) @page6 id: dd83a370ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：min. | 作成日時：2024年1月18日 17時
