12 面談 ページ12
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DK 「 次、面談室A来てって。」
名前の順番でドギョムの面談が終わり次は私だ。
コンコン
「 失礼します。 」
WN 「 どうぞー 」
WN「 あ、扉開けたままにしておいて。」
面談室の扉を閉めるとそう言うウォヌ先生。
「 あ、はい。 」
WN 「 ほら、女子生徒と2人きりだと勘違いされると良くないからさ。 」
そう理由を説明してくれるウォヌ先生。
すごく真面目そうな先生だ。
WN「 入学初日から桜に見惚れて遅刻してきたイA
さん。面談シートもなんでこんなに雑なの? 」
そう言って、意地悪そうにニヤッとするウォヌ先生。
「 え、えーっと、ん?あれ?なんでそれを、、、? 」
あの時の状況を思い出す。
もしかして、あの時の男の人、、、?
「 っああ!!あの時の! 」
WN「 あれ、覚えてなかったの。てっきりずっと見つめられるもんだから分かってるものかと。」
「 いや、なんか見たことある人だなあとおもって。 」
WN 「 で、どうしてこんなに面談シート雑なの?もう一回後でやり直したい? 」
怖いですこの先生。
「 本当の事書いただけです、、、。 」
WN「 夢は?ないの? 」
「 今生きる事で精一杯です。 」
WN 「 生きてて楽しい? 」
「 えっ、 」
突拍子もないウォヌ先生のその言葉に驚く。
WN「 先生もね、そんなにポジティブじゃないし、上手く生きてきた人間じゃないから偉そうなこと言えないけど、最初に会った時も今も、すごく辛そうに見えるよ。」
そうだ、あの時私も先生の表情から感じ取った。私と同じ何かを抱えてるのかもしれないって。
WN「 でもさ、勿体無いよ。高校生は一度きりだし、楽しんじゃえばいいと思うんだけど? 」
WN 「 先生が、いやこの学校の先生たちできっと、素敵な3年間にしてあげれるよ。だから素直に学校生活楽しんでくれたら嬉しいな。 」
「 な、なんかすごいですね。 」
WN「 そうでしょ?ここの学校の先生すごい良い先生ばっかりだからね。俺も含めて。」
そう冗談を言うウォヌ先生とのこの空間が何故か居心地が良かった。
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かほ(プロフ) - 主様のお話大好きです!!更新楽しみに待っております! (1月20日 23時) (レス) @page40 id: 6a44dd08ac (このIDを非表示/違反報告)
bjbk956fw8(プロフ) - 面白いです!更新楽しみにしてます! (12月25日 16時) (レス) id: ef1818b905 (このIDを非表示/違反報告)
Misaki9130(プロフ) - 面白いです!私の好きなストーリーです!更新楽しみにしてます! (2023年3月29日 2時) (レス) id: 00510c0b1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みん? | 作成日時:2023年3月15日 16時