ごめんなさい (ページ3)

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増田side ページ3

病院で星を見ながら泣いてる女の子を見つけた

なんだかほっとけなくて｢綺麗だね｣って話しかけてた

その子はキョトンとした顔で俺を見てて
そんな顔でさえ可愛くて守ってあげたいと思った

それが俺とAの出会い…

その日俺は階段から落ちて怪我した親父の見舞いに来てた。

家に帰っても暇だから病院をウロウロしてた

そしたら…

｢ﾋｯｸ…なん…で…ﾋｯｸ…｣

星を見ながら泣いてる女の子

そんな姿がとても綺麗でほっとけなくて

いつの間にか話しかけてた

胸の鼓動がうるさかった

今にも爆発しそうなくらいドクドク言ってた

だも、この気持ちは伝えないと後悔すると思って言葉を探した

｢好きです。｣

俺は勇気を出して伝えた。

君はビックリしてたけど照れながら頷いてくれた

嬉しくてしょうがなかった

でも、名前も聞かずに告白したから、恥ずかしくなって落ち込んだ

そしたら君は、

｢大丈夫だよ？｣

って笑いかけてくれた。

｢やっと笑った｣

俺が悪戯に言うと顔を真っ赤にして

｢もう…｣

っていう君があまりに可愛くて愛おしかった

そんな幸せな日々だった

あの日までは…