apron ページ7
side R
2ヶ月記念日の今日、彼女が手料理を作って招いてくれた。
浮気！？と不安になったりもしてたのに、最高に幸せじゃん、俺。
「温めるから座ってて」
キッチンに立つAにそう言われたけど、構わず後ろから抱き締めた。
「エプロン姿って新婚さんみたいでいいな」
「もう、危ないよ」
でも顔は嫌がってない。照れてて可愛い。
「後ろからって、なんかカップル感あっていいね」
「そうだね。友達のハグとは違う感じ」
テーブルに並べられた料理はどれも華やか。
「え、美味っ！」
いつもは俺が作ってあげる側で、正直なところAが料理上手というイメージがなかったから驚いた。
「へへ、りょうくんを驚かせようと思って、実はめぐちゃんに特訓してもらったんだ。
教えてもらったけど、ちゃんと全部自分で作ったよ」
それから今日までのことを話してくれた。
俺をモヤモヤさせた「友達」は、めぐちゃんだったのか…。
まさか俺と増田の不安の原因が同じものだとは思わなかった。
「りょうくん、このあと予定ないよね？」
「もちろん」
「いただきもののワインがあるんだ〜。
お祝いだから、ちょっとだけ」
そう言いながらグラスにワインを注いでくれた。
「今夜は帰らなくていいよってことかな？」
まだ飲んでないのに真っ赤になって、コクコク頷いてる。
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SOPHY(プロフ) - みいさん» ありがとうございます！！みぃさんのコメントで幸せいっぱいになりました(〃∇〃) (7月25日 11時) (
レス) id: c899c159b0 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 素敵やお話で一気に読ませていただきました！読んでいて幸せな気持ちでいっぱいです。ありがとうございました！ (7月23日 22時) (レス) @page14 id: 206897991a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SOPHY | 作成日時：2022年10月13日 3時
