新入部員勧誘始動！らしい ページ4
皆がそれぞれ帰ったり
部室に向かったり部活の用意をしたり。
そんなグラウンドにユニフォームを来てでっかい看板を持ちながら走り回っているイレギュラーな存在が１人。ソレは言わずもがな円堂くんで
大声を出しながら偶に声をかけ両手を合わせて頼む！と悲願する彼はどれだけ必死なんだと遠くから見てもわかるくらい焦っていた。
看板には
“帝国学園来るサッカー部員大募集！”
と、書いてある。
集めたところで何になるのか···とか冷めたことしか考えらんないのは私の悪い癖。
まぁ、さっさと陸上部行くか。
「先輩、こんにちは！」
「あ、宮坂君こんにちは」
元気よく挨拶をしてくれるのは同じく陸上部の宮坂くん。
「先輩、あれって···」
宮坂君が指を指した先には
看板を持った円堂君と腕を組みながら何かを喋っている風丸君の姿。
「円堂君···陸上部までにも手出して…」
「大丈夫でしょうか···？」
「···どうだろうね」
「サッカー部···」
険悪な顔をする宮坂くん、何かあったんだろうか？
まさか嫌がらせだとかされてたり！？
いや、そんなことは一度も聞いたことないし
さらっと聞いたらいえ、と短く返されたこわい。
「···どしたの？」
「いや···何でもないです！」
「そっか···ほら練習行かないと」
「はい！」
宮坂君が練習に戻ってから風丸君が私の元に来た。
「円堂君、また新入部員探してたね、どうせ風丸君も誘われたんでしょ？」
「···まぁ」
少し小さめの声で肯定する風丸くん、これは揺らいでるなぁなんてしみじみ思いつつ言葉をつなげてみる
「陸上部、抜けるの？」
「多分。」
「そっか、なら頑張れ」
短い会話と短い言葉、これでも伝わるかな。
めんどくさいって言うのは自分のエゴなんで少し悲しくも思う。永遠の別れというわけではないけどね
「否定、しないのか？」
弱々しく聞かないでよ、悲しいなぁ。
「別に、人が決めたこと、止める義理はないし？」
「お前らしいな···」
「これが私だからね···帝国戦、楽しみにしてる。」
風丸君は“ありがとな”って言いながら走っていった
しみじみモード！？そんなもんだけど、最初だけなのよね、
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夢咲花恋(プロフ) - あぷりこっとさん» 教えていただいてありがとうございます！試してみます。 (2017年3月29日 12時) (
レス) id: a574258831 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - あの・・・アニチューブなら画質いいですのでまだ見ていなかったら見てみて下さい。更新頑張って下さいね。 (2017年3月29日 12時) (レス) id: ca9c37329d (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - 頑張ってください！応援しています。 (2016年12月12日 17時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲花恋(プロフ) - 美由紀さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2016年12月12日 17時) (レス) id: fa45a73de0 (このIDを非表示/違反報告)
美由紀(プロフ) - おもしろかったです！これからも頑張ってください！！更新待ってます！ (2016年12月12日 13時) (レス) id: 9e4be1b4f0 (このIDを非表示/違反報告)
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