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茜side
タクシーに揺られて5分ほどで家に着いた
茜「とりあえず樹は着替えてベッドで寝てて?必要なもの持って行くから」
樹「わかった、、茜も早く来てね、、」
茜「かわいい笑出来る限り頑張るね笑」
寂しがり屋の樹くんが待っているので急いで自分も部屋着に着替えて水と体温計とゼリーと薬を持って寝室へ
茜「樹〜、お待たせ〜、あれ?」
なぜかベッドは空っぽ
ふと扉の近くに目をやるとそこにはしゃがみこんでる樹が
茜「え、?どうしたの?大丈夫?!」
樹「きもちわるい、、はきそう、、」
茜「あらら、トイレまで行けそう?」
樹「いける、、」
茜「しんどいけど頑張ろう、?」
トイレに移動するも吐きはしない様子
樹「茜、、ちょっと向こう行ってて、?」
茜「え?」
樹「きたないから、、あっちいってて、、」
茜「そんなん気にしないでいいから早く出しちゃいな、?」
樹「うぅ、、!」
茜「我慢しなくていいよ?出したほうが楽になるよ」
樹「やだ、、あっち行ってて」
茜「もう、頑固なんだから。ここにスマホ置いておくからなんかあったら呼んでね?わかった?」
樹「うん、、うぅ、、」
こんなに苦しんでるのにまだ私に気を遣っている様子
まぁプライドもあるよね、、私だって好きな人に吐いてるところなんて見られなくないし
とりあえず一旦トイレから離れて身の回りの片付けをする
ちらちらスマホを見ているけどかかってくる様子はない
片付けを終えて寝室で待っていると樹が帰ってきた
茜「あ、おかえり」
樹「ただいま、、」
茜「すっきりした、?」
樹「うん、ちょっとは」
茜「よかったよかった、まだ気持ち悪いのは残ってる感じ?」
樹「うん、、吐くまではいかないけど胃がムカムカする、、」
茜「かわいそうに、、とりあえずここに寝転びな?熱も測ろう」
樹「熱ないと思うけど、、」
茜「何を根拠に言ってんの笑ふつうに顔赤いから笑」
樹「お酒飲んだからだって、、」
茜「まぁまぁ測ってみればいいでしょ」
ピピピピッピピピピッ
樹が先に見たらごまかす気がしたので私が先に体温計を引き抜く
茜「ほら、37.8」
樹「ほんとだ、、」
茜「自覚してないってやばいよ笑他にしんどいところある?」
樹「頭痛いくらいで他は大丈夫、、」
茜「疲れてたのかな、?最近あんまり寝れてなかったもんね。ゆっくり休もう」
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作者名:茜 x他1人 | 作成日時:2022年11月23日 14時