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茜side
集中してリハを進めてたから全然気づかなかったけど樹がいつの間にか寝てた
寒そうだなと思い今日着てきた上着を掛けてあげた
起こさないように額に手を当てるとさっきよりも熱くて熱が上がってる気がする
もう少しでリハも終わるし終わるまでそのまま寝かせておこうと思ってそっと側から離れた
メンバーみんな樹の様子が気になるみたいでちょいちょい見に行ったり自分の上着を掛けてあげたりしてる
微笑ましいよねこういうの笑
集中してリハを進めたおかげか少し早めに終われた
とりあえず自分の支度を終わらせる
支度が終わった頃にはもう半分くらいのメンバーはいなくなっていた
樹はまだ寝てる
どうやって運ぼう、、?
ひとりで考えていたら救世主が
慎「茜さん、どうしたんすか?」
茜「あ、まこ!あのね、帰りたいんだけど樹をどうやって運ぼうかな〜って考えてて」
慎「帰りはタクシーっすか?」
茜「うん、そのつもり」
慎「じゃあ僕がタクシー乗るとこまで樹さん運びますよ」
茜「ほんと?ありがとう、助かる!」
慎「じゃあ茜さんは樹さんの荷物も持ってもらっていいすか?」
茜「うん、了解!」
慎「樹さーん、樹さーん?起きれます、?帰りましょ?」
樹「ん、?まこっちゃん、、?」
慎「はい、しんどくて歩けないっすよね、?僕おんぶするんで乗ってください」
樹「え、?いいよ、、自分であるくから、、」
慎「え?結構しんどそうっすよ?歩けるんすか?」
樹「うん、いける、、、」
そう言った樹だったが立ち上がった瞬間、くらっとして座り込んでしまった
慎「おっと、危なっ!!ほら、言ったじゃないっすか!遠慮しないで乗ってください」
樹「だって、めいわく、、」
慎「いいんすよ、たまには年下も頼ってください」
樹「ほんとごめん、、ありがと、、」
それからタクシーが来るまでまこがずっと樹をおんぶしてくれてた
茜「あ!タクシーきた。まこありがとね!」
樹「まこっちゃんごめん、ありがとう」
慎「全然っすよ!樹さんお大事に」
樹「ありがとう」
慎「明日のリハも無理なしですよ、?しんどかったら休んでいいんで」
樹「わかった、、」
茜「まこ、ほんとありがとう!じゃあね!お疲れ!」
慎「お疲れっす」
そう言って颯爽とさっていった
そして車が走り出した
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作者名:茜 x他1人 | 作成日時:2022年11月23日 14時