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茜side


休憩時間になったので陸さんとの約束通り樹に話しかけに行く


茜「ねぇ樹〜」


樹「ごめん、ちょっと待って、確認したいところあるから」


茜「わかった、ここで待ってる」


樹「え、?あっちで休憩してていいよ、終わったら呼び行くから」


茜「ううん、樹のダンスここで見てる」


樹「そう、?まぁいいけど」


そして一人で動画見ながら黙々と踊り始めた


こうやってしっかり見るとやっぱりいつもの樹のダンスと違う気がする


明らかに調子悪い時の踊り方してる


ぼけっと見つめてると急に樹がリハ室から出て行ってしまった


びっくりして思考が追いつかず数秒フリーズしてしまったがハッとして追いかける


リハ室を出てすぐのところで咳込んでいる樹を発見


茜「ちょっと、樹!大丈夫??」


樹「だいじょっげほげほ!げほげほげほっ!!げほ!げほげほげほっ!」


茜「無理して喋らなくていいから、とりあえず落ち着こう?」


なぜか水だけは手に持ってたのでそれを飲ませながら背中をさすって咳が落ち着くのを待つ


でもなかなか治らなくて本人もしんどそう


あと背中をさすってて気づいたんだけど絶対に熱ある


ちょっと私一人じゃどうしようもないかもと思っていると救世主が


北「あ!いたいた!2人で何してんの、リハ始まるよ?」


茜「あ!北ちゃん!ちょうどいいところに!ちょっと樹が咳止まらなくて、それに熱あってさ」


北「え?!熱?」


茜「そうそう、だからみんなにそれ伝えてきてもらってもいい?」


北「わかった!」


樹「ちょっと待って、、」


北「ん?どした??」


樹「みんなには言わないでください、、げほげほっ!」


北「え?なんで?」


樹「迷惑かけちゃうし、、まだ俺リハできるんで」


北「え、?何言ってんの、結構しんどそうだよ?」


樹「大丈夫っす、できます、、げほげほげほっ!げほげほげほっ!!」


茜「ダメダメ、今日は樹は帰らせるから北ちゃんみんなに伝えてきてもらってもいい?」


北「了解!」


樹「ねえなんで、できるのに!げほげほっ!」


茜「今やってもミスするだけだから、今日は休みなさい」


樹「茜のいじわる、、」


茜「意地悪でもなんでもいいよ、体調が一番大事なんだから」


樹「だって帰っても俺ひとりじゃん、、」


茜「何可愛いこと言ってんの、終わったらすぐ樹の家いくから笑」

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設定タグ:THERAMPAGE , 藤原樹 , 短編
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作者名: x他1人 | 作成日時:2022年11月23日 14時

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