プリンスたちのピンチⅡ (ページ36)

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岩田side

臣さんから電話がかかってきて樹を家に送るという旨を伝えるとなぜか驚かれた

岩「何か驚くところありました？」

臣「さっきさ壱馬に電話したら壱馬も慎も北人も熱出て学校休んでるって聞いてさ」

岩「まじっすか笑兄弟全滅じゃん笑」

臣「だから俺も壱馬たちの家行こうと思ってたのよ」

岩「そうなんすね笑じゃあ一緒に行きましょ。俺臣さん家に寄りますよ」

臣「そうしてくれると助かる」

とりあえず電池が切れたように動かなくなってしまった樹の支度を手伝う

動くのがしんどそうだったから車までおんぶするよって言ったんだけど断固拒否

岩「なんでよ～笑乗っていいのに笑」

樹「おれおもいので、、もうしわけないです、げほげほげほっ！！」

岩「何言ってんの笑ほら早く乗りな！笑」

そう言うと遠慮がちにポテッと背中に乗ってきた笑かわいいかよ笑

まじでこいつあっついな、、熱何度くらいあるんだ？

とりあえず後部座席だと見えないし不安だから助手席を倒してあげてそこに寝かせる

岩「寒いとか暑いとかあったら言ってね、あと気持ち悪くなったりしたら遠慮なく言って」

樹「はい、、わかりました、、あの、ちょっと寒いです、、」

岩「了解！暖房の温度上げるね！あとブランケットもかけておきな」

樹「すみません、、」

岩「いいのいいの、頼ってくれて嬉しいよ」

それから数十分車を走らせて臣さんの家に到着

着いたことを連絡すると臣さんが家から出てきた

臣「岩ちゃんやっほ」

岩「お待たせしました～」

臣「迎え来てくれてありがとね。うわ、樹しんどそうだな」

岩「いえいえ。熱も結構高いし咳もひどくてだいぶしんどそうです。まだ寒いって言ってるんで熱上がるかもですね」

臣「え、ここ結構暑いけど、大丈夫か、、？」

岩「さっきまで結構無理してたんでだいぶ悪化しちゃってるかもです」

臣「こいつすぐ無理するからな」

岩「とりあえず壱馬たちも心配なので車動かしますね」

臣「了解」

そして到着

臣「俺先行ってるから岩ちゃん樹とゆっくり来な」

岩「わかりました！」

樹は今はスヤスヤ寝てる

起こすのはかわいそうだなと思いそのまま横抱きにして運ぶ

何が俺重いだよ笑全然軽いじゃねぇか笑

そのまま家にお邪魔して臣さんが3人の横に敷いてくれた布団に寝かせる

俺ら2人が話してる音で壱馬が起きた