プリンスたちのピンチⅡ (ページ13)

今日:5 hit、昨日:18 hit、合計:29,432 hit

3 ページ13

樹side

翌朝

朝起きると頭と喉が痛くて少し気持ち悪い

完全に体調悪い

そういえは昨日、隠したらお仕置きとか言ってたな

もともと俺は具合悪くてもあんまり顔に出ないから自分から言わない限り気付かれないことが多いんだよね

でも今回は結構きついし勇気を出して言ってみようかな

一応、制服に着替えいつも通り朝の支度をしてリビングに向かう

いつもはさっさと支度を終わらせるんだけど今日は体調悪いからかすごく時間がかかってしまい

リビングに着いたらもうすでにみんな食卓についていた

北「お、起きてきた。ご飯食べよ」

みんな「いただきまーす」

といえども気持ち悪くて食欲はない

とりあえず箸は持って食べれそうなものをチビチビ食べる

3人とも楽しそうに喋ってるから邪魔はしたくないなと思いつつも結構限界

勇気を出して打ち明けることにした

樹「あのさ、、」

壱「ん、？どした？」

樹「あの、、えっと、、」

北「なになにどしたの？なんかあった？」

樹「体調悪い、、、」

壱、北、慎「え、？！」

みんなびっくりしてるのか謎の沈黙

樹「ちょっとなんか言ってよ」

北「ごめん、びっくりして」

樹「だから言いたくなかったのに、、」

慎「どうしたの？珍しいね、ちゃんと隠さず言うの」

樹「だって隠したらお仕置きって昨日言ってたから、、」

壱「ふはっ笑それに正直に従ったんだな笑可愛いなお前笑」

北「ってかそれよりどこが調子悪い？」

樹「ちょっと気持ち悪くて、、、」

壱「もうご飯はいいからソファーに横になりな」

慎「なんか熱ありそうだね」

北「計ってみよ」

そんな会話を聞きながら俺は胃から食べ物がせり上がってくるのを感じてガバッと起き上がりトイレに向かった

慎「え？！どした？！」

北「トイレ？」

トイレに着いた途端、さっき食べたものを盛大に吐いてしまった

壱「え？！吐いてる？！」

壱兄が慌てて駆け寄って来て背中をさすってくれる

壱「気持ち悪いな、、全部出しちゃえ」

それから5分くらい吐き続けてやっとおさまった

吐いたことで体力を使い果たしててソファーに倒れこむように横になった

壱「さっき背中さすった時に気付いたんだけど結構熱あるわ」

慎「まじか、、だいぶきつそうだもんね」

それから体温計を差し込まれて計ってみると38.2

北「うわ、高っ！」

さすがにきつい笑