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慎side
手洗いうがいを済ませると樹兄が起きていた
目が真っ赤で潤んでて顔も真っ赤ですごく辛そう
壱「樹、とりあえずご飯食べて薬飲もう?」
とても起き上がれる状態ではないので俺が後ろに回りこんで支えてあげる
身体の大きさ的にそんなに差はないから全然大丈夫
でもめちゃくちゃ熱くて汗だくになる
慎「樹兄これ熱何度あんの?めっちゃ熱いけど」
壱「計ってみる?」
ピピピピッピピピピッ
慎「うわぁ、39.4もある。そりゃこの状態になるよ」
そして北兄がお粥を作ってくれたのでそれを樹兄に壱兄が食べさす
壱「樹、あーんして?」
樹「あー、げほげほっげほげほげほげほっ!」
口開けた瞬間むせちゃったみたいでひどく咳きこんじゃった
樹「げほげほっ!げほげほげほっ!う、、、おぇ」
咳きこんだ拍子に少し吐いちゃった
北「樹、大丈夫?苦しいな〜」
樹「ごめんなさ、、、げほげほっ!」
壱「謝らなくていいから、とりあえず落ち着こ?」
しばらく背中をさすり続けていると治まってきたみたい
慎「落ち着いたかな?」
北「じゃあ、頑張って食べよっか」
壱「樹、あーんして?」
樹「いらない、、、」
さっき吐いちゃったのが怖いのかなかなか口を開けてくれない
北「薬飲まないといけないからさ?頑張ろう?」
樹「、、、、ん。あー」
壱「えらいえらい」
それから3口くらい頑張って食べて薬もなんとか飲めた
寝っころがらせてあげるとすぐにまた寝息を立てて寝始めた
北「樹、寝た?」
壱「寝たよ。すーすー言ってる笑」
北「今回はだいぶこじらせたなー」
壱「今までで一番ひどい風邪な気がする」
北「これはどんなに頑張っても隠しきれない笑」
壱「流石に懲りたでしょ笑」
慎「今回で懲りて次回からは隠さなくなるといいね」
それから数日間は熱、咳共に続いたがなんとか良くなりもう隠すのはこりごりだと思った樹でしたとさ
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作者名:茜 | 作成日時:2021年9月12日 12時