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壱馬side


2限の授業が終わって一息ついてると


いきなり放送で呼び出された


俺なんかしたっけ?と思いながら職員室へ向かうとどうやら陸先生が俺を呼んでるらしい


なんでだ?と思いながら保健室に向かう


壱「失礼しまーす」


陸「お、壱馬やっほ!呼び出しちゃってごめんね」


壱「どうしたんすか?」


そう問いながらちらっとベットの方に視線を移すと


樹、、、?!


陸「弟くんが高熱出して寝てて。早退させたいんだけどどうしたらいいかなと思って」


壱「あらら。どのくらい熱あるんすか?」


陸「さっき計った時は9度近くあったよ」


壱「そうなんすね。樹、数日前から風邪ひいてて、でも隠すの上手くて俺らが気づいたのが昨日だったんすよ。それで朝起きたらもう学校行ってて、やっぱり熱出してたんすね」


陸「なるほど。そういうタイプね。どうする?1回起こす?」


壱「そうします。お〜い、樹〜?」


樹「ん、、、、?壱兄?げほげほげほっ!!げほげほげほげほっ!!」


壱「あららら。だいぶ風邪こじらせたなー。いつも隠すなって言ってんだろ?」


樹「ごめんなさい、、、げほげほっ!!」


壱「昨日くらいからだよな、こんなにひどくなったの」


樹「え、?なんで知ってるの、、?げほげほっ!!」


壱「翔平がLINEくれたからな。まぁ樹が隠せないほどの風邪ひいてるってことはみんな昨日から分かってたんだよ」


樹「そうなんだ、、、」


壱「とりあえず帰りたいよな。陸先生、俺樹と一緒に帰ってもいいっすか?」


陸「いいよ〜。壱馬と樹の担任の先生に伝えておくね。あと、歩いて帰るのきついだろうから俺が車で送ってくよ」


壱「あざっす。じゃあ帰ろっか」


それから陸先生に送ってもらい北人と慎が帰ってくるまでぐっすり寝てた樹


北、慎「ただいま〜」


壱「おかえり」


北「樹どう?良くなってきた?」


壱「帰ってきてからずっーと寝てるからわかんないけどとりあえず咳がひどくて。痰が絡んでてめっちゃ苦しそうなんだよな」


慎「薬は飲んだの?」


壱「まだ飲ませれて無くて、いまから起こして薬飲ませようと思ってる」

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作者名: | 作成日時:2021年9月12日 12時

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