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北人side


早々に食べ終わった樹の方に自分のお皿を寄せている慎


樹「ん?食べさせて欲しいの?笑」


慎「(ううん。たべて)」


北「ダメだよ。ちょっとしかよそってないから頑張って食べて?」


慎「(うーん)」


樹「あれ、ちょっと待って。慎こっち向いて。なんか顔赤くない?熱ある?」


壱「あらら本当?あ、ほんとだ。ほっぺがピンク」


北「熱計ってみよう」


ピピピピッピピピピッ


北「あちゃー38.5もある」


熱あることを自覚してなかったのか熱があるとわかった途端にぐったりしだした慎


樹「やっぱりね。なんかおかしいなーと思ったんだよ」


壱「とりあえず薬飲んでソファーに横になろう」


北「でも慎ちょっとしか食べてないよね。今薬飲むと胃が痛くなっちゃうと思うからもう少し食べよ?」


慎「(やだ)」


壱「食べさせてやろうか?」


慎「、、、、うん」


しぶしぶ頷いたはいいけどやっぱり食べたくないみたいで


壱「はい、あーん」


慎「、、、 、、」


壱「慎口開けて?ほらあーん」


すると慎の目から涙がポロポロ


急に泣き出してしまった


北「どうしたの?なんか嫌なことあった?」


慎「(ううん)げほげほっ!げほげほげほっ!!」


樹「咳ひどくなるし泣き止まないと」


壱「どうした?なんでも言ってごらん?」


慎「(喉痛くて飲み込めない)」


壱「そっかそっか。わかってあげられなくてごめんな?違うものなら食べれるかな」


樹「アイスとかどう?」


北「慎アイス食べる?」


慎「(さむい)」


壱「そうだよなー。どうしようか」


未だにシクシク泣いててげほげほしてる


北「ココアはどう?」


壱「慎ちょっと飲めそう?」


慎「(うん)」


北「よし。入れてくるね」


それからココアを入れてあげると少しずつだけど飲んでくれて無事に薬も飲めたみたい


次の日病院に行ったら扁桃腺が腫れてたみたいで熱が下がるまで2、3日かかったけど無事に元気になりました

壱馬→←3



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作者名: | 作成日時:2021年9月12日 12時

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