プリンスたちのピンチ (ページ34)

今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:41,118 hit

2 ページ34

慎side

昨日の夜、なんか咳出るな～と思ってたけど

別にどこも痛くないし、元気だし全然気にしてなかった

でも朝起きたら口半開きで寝てたみたいで、喉が痛かった

しかも声もカスカスで出ないし最悪

それに最近一気に寒くなったからか頭も痛くて

明らかに不調だった

今は朝ごはんを食べてるんだけど

喉が痛くて飲み込むのが結構辛い

慎「けほ！けほけほっ！！」

樹「大丈夫？辛そうだね」

そういって樹兄が背中をさすってくれる

北「もうご飯やめとく？無理しなくていいよ？」

慎「うん、そうする。北兄残してごめんね？」

北「いいよいいよ。気にしないで？」

壱「学校行くまでソファーに少し横になってたら？」

慎「そうする」

大人しくソファーに横になってるんだけどめっちゃ寒い、、

セーターも着てるのにものすごく寒い

慎「はっくしゅん！くしゅん！くしゅ！」

樹「慎寒いの？はいこれ」

そういって樹兄がブランケットを持ってきてくれた

慎「ありがとう」

ブランケットを受け取る時に触れた樹兄の手が温かくてついつい握っちゃった笑

樹「ん？どうした？」

慎「樹兄の手温かい」

樹「多分慎の手が冷たいんだよ笑」

壱「そこの2人何、手握り合ってんの？笑」

樹「俺の手が温かいらしい笑」

北「かわいいかよ笑」

慎「ねぇ樹兄、もう1枚ブランケットある？」

樹「え？なんで？」

慎「まだ寒い、、、」

樹「まじ？大丈夫？」

壱「何？どした？」

樹「慎がまだ寒いらしくて、、」

壱「まじ？この後熱出てきそうだな」

樹「こんなに着ててブランケットも掛けてるのに寒いってちょっと異常だよね」

壱「こんなに寒がってるの慎だけだしな」

北「慎カイロ用意しておいたから持ってきな」

慎「ありがとう」

それからみんなで学校へ向かった

めちゃくちゃダルい訳ではないからまだそんなに辛くないけど

声が朝はカスカスではあるけど出てたのに午後になってからなぜか蚊の鳴くような音量しか出なくなってしまった

なんとなく頭もぼーっとしてとにかく早く帰りたい

でも今日は部活があるからすぐには帰れない

まぁ帰っても寒い家に一人だから別にいいけど

今日は樹兄と部活が別メニューだから会うことはなさそう

会ったら帰れって言われそうだしまぁ好都合かな