3 ページ4
樹side
今、朝ごはん食べてるんだけどすごい視線を感じる
目を合わせたら問い詰められると思ってとりあえず気づいてないふりをしておく
ってか喉いてぇ。飲み込むのが一苦労
みんな食べ終わってきてるけどまだ俺は半分もいってない
やばいこのままじゃ遅刻する
残すのも申し訳ないなーと思いながら考えてると
ぴんぽーん
壱「はーい」
翔平「あ!壱馬さん!おはようございます!!樹迎えに来ました!」
壱「樹?まだご飯食べてるけど」
翔平「え?!今日俺ら鍵当番なんでもう行かないとやばいんすけど」
やば!そうだった!!
北「樹なにしてんの?早く準備しな!!」
樹「でもご飯残しちゃう」
北「いいから!!翔平もうちょいまってね!!」
翔平「了解っす!!」
翔平ナイスすぎる!!
あんまり走りたくないけど先輩待たせたらやばいから急いで準備する
なんとか間に合っていつも通り朝練をする
ただ朝慌てすぎて薬飲めなかった、、、
完全にやらかした。悪化してる
とにかく隠さないと
それから朝練を終え教室に向かう
翔平は違うクラスだし教室では隠さなくていいからちょっとだけ気が楽
でも喉は悪化してて朝は喉の痛みだけだったのに咳まで出てきてるし
鼻も詰まってる気がする
授業は適当にこなしつつも一番後ろの席という特権を使ってこっそり机に伏せる
なんとか4時間耐えて昼休み
食欲なんてないから昼休みはひたすら寝てたら起きた時には5限の授業が始まっていた笑
5限、6限は適当に授業を受けて部活の時間
昼休みに寝たから頭痛は少し良くなったからラッキー
でも咳はひどくなっていて踊ってる時は出ないけど終わったら止まらなくなる
隅っこに行ってばれないように咳をする
なんとか収まってみんなの所に行こうとすると
翔平「おい。樹。お前体調悪いだろ」
樹「うわっ!びっくりした!なんだよ」
翔平「ごまかすなって。体調悪いなら早く帰って休め」
樹「いや。大丈夫だし。絶対誰にも言わないで。けほっ」
翔平「咳でてんじゃん。大会近いし早めに治したほうがいいぞ」
樹「いや。大会近いから穴開けられない。けほ、けほっけほっ!ちょごめ、、げほっげほっげほっ!」
翔平「まじ大丈夫?!」
翔平はなんだかんだ優しいから背中をさすってくれるけど移したら元も子もない
樹「本当に大丈夫だから。移るし離れて」
翔平「まぁ何言っても聞かないだろうから見逃すけどやばかったら言えよ」
なんとか部活を終え家に帰る
99人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:茜 | 作成日時:2021年9月12日 12時