樹 ページ23
樹side
んーもう朝かー
いつもより30分くらい早く起きてしまった
唾を飲み込んだ瞬間
いってぇぇ!!
昨日から感じていた喉の違和感が完全に激痛に変わっていた
寝ると喉の痛みって悪化するよね
いつも朝になると絶望する
とりあえずここにいてももう1回寝ちゃって寝坊しそうだから着替えてリビングに行く
樹「お"は"よ"」
自分でもびっくりするくらいガラッガラな声が出た笑
北「え?!誰?!大丈夫?」
樹「やばい、声ガラガラになった笑」
北「樹かよ、風邪?」
樹「喉痛いだけ」
北「あら、珍しく素直。いつもは隠すのに」
樹「これは隠しようがないからね」
北「まぁそっか、他に辛いとこないの?」
樹「たぶん、今の所大丈夫」
とりあえず水でも飲もうかな
樹「ゴクゴクっっげほげほっ!いってぇ!!」
飲み込むととんでもない激痛に襲われる
それに変なところにはいって完全にむせた
北「大丈夫?!」
北兄が背中をさすってくれる
数分間咳き込んでやっと治まった
北「そんなに喉痛いのにご飯食べれそう?」
樹「うーん。微妙。けほけほっ!!」
北「食べれそうなものだけ食べればいいよ」
樹「わかった。げほげほ」
北「まだご飯できるまで時間あるからそこのソファーに横になってたら?」
樹「そうするー」
北「はい、ブランケット」
樹「ありがとう」
朝の情報番組を見ながらぼーっとする
全然寝るつもりはなかったけど北兄が料理をしてる音が心地よくなって寝てしまった
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作者名:茜 | 作成日時:2021年9月12日 12時