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北人side
夜中の2時くらいにものすごい寒気を感じで起きた
とにかく寒くてクローゼットから毛布と分厚い布団を頑張って引っ張り出した
今持ち合わせてる体力は使い切ったのでもう寝るしかないと思って
出してきた布団をかぶって目をつぶったら案外すんなり眠れたみたい
体はいつものルーティーン通りに動くのか5時、6時、7時、8時と1時間ごとに起きるが
体がだるくて起き上がれない
ご飯作れないなーと思いながらも起き上がれなくてそのままぼーっとしてたら
コンコン、ガチャ
樹「北兄?起きてる?」
と樹が来た
体調悪いってことがばれたくなくて寝たふりをする
でも引き下がってくれなくて樹が近づいてくるのを感じる
樹「北兄?朝だよ?」
とりあえず受け答えはしようと思って
北「おはよ」
と応えておく
ちょっといつもより声が枯れてるけど寝起きだからばれてないっぽい
樹「おはよ。ん??なんでこんなに布団かぶってるの?うわ!あっつ!この中!北兄熱あるでしょ」
普通にばれた笑
北「いや、大丈夫だから。俺は朝ごはんいらないって伝えて」
樹「いやいやいや、もう誤魔化せないし。壱兄に伝えてくるからね」
リビングからみんなの話し声が聞こえてくる
樹「壱兄ーー!北兄めっちゃ熱ある!」
壱「まじ?!昨日からちょっとおかしかったもんな」
慎「様子見に行こう」
あ、みんな来るな笑
壱「北ー大丈夫かー」
北「大丈夫大丈夫!部活もいけるし」
慎「え?無理でしょ。顔真っ赤だよ」
樹「まぁまず体温計持ってきたから熱測りなよ」
熱を測ってみると38.5
意外とあって自分でもびっくり笑
樹「何度だった?」
北「大丈夫だから言わない」
そのまま体温計をしまってやった笑
慎「いやいや、隠さないで教えてよ」
北「もうしまっちゃったから分からない!」
壱「子供かよ笑ほらもう一回測るぞー。樹と慎抑えててね笑」
北「ねぇーちょっと!!力尽くはずるい!!」
壱「そうじゃないと体温分からんもん笑」
しっかり抑えられて測ったら39度
え?!なんで上がってるの?!
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作者名:茜 | 作成日時:2021年9月12日 12時