樹 ページ2
樹side
最近は大会が近くてすごく部活が忙しい
19時に部活が終わってそこから1時間以上の自主練
帰ったら21時くらいでそこから学校の宿題
体力には自信があったけど正直もうクタクタ
そんな生活に身体が悲鳴をあげたのか
朝、頭痛で5時に目が覚めてしまった
まぁ朝練があるから6時には起きないといけないけど寝不足だったから
もうちょっと寝たいというのが本音
部屋にいてもどうせ頭痛で寝れないしとりあえずリビングに行ってみる
こっそり頭痛薬でも飲もうかなと思ってたのに
北「あれ?樹?おはよ!早いじゃん」
朝食担当の北兄がもうすでに起きてた
樹「おはよ。なんか目が覚めちゃって」
北「ふーん」
聞いておいて興味無さすぎでしょ
なんとなく喉乾いたから水飲もうっと
水を飲んだ時に気づいた
喉も痛いということに
あー完全にやらかした
とにかくばれたら学校行けなくなって部活休むことになってしまう
大会近いしそれだけは避けたい
とりあえず隠し通そう
北「早く起きてきたところ悪いけどまだご飯できないよ」
樹「大丈夫。適当に時間潰して待ってる」
特にすることもないし着替えてソファーに座って待つことにした
最近、だんだん涼しくなってきて朝は夏服でいると寒いくらい
寒いって思っても頭痛くて動きたくないから
縮こまって携帯をいじる
樹「はっくしょん!ずずっ」
北「寒い?なんか掛けなよ笑」
樹「持ってくるのめんどいからいい、、、ふぇっくしょん!くしょん!ずずっ」
北「変なとこで意地はるなよ笑ほれっ」
そう言って北兄がブランケットを持ってきてくれた
樹「ありがとう」
ブランケットにくるまってるとあったかくなってきてもう1度眠りについていた
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作者名:茜 | 作成日時:2021年9月12日 12時