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6、想定外の荷物 ページ7

**


無事、ヨコハマには着いた。



予想した通り、時刻は夕方。


燃えているような赤い夕焼けが、ヨコハマの街を照らしていた。



駅から出て、携帯を開く。



『ヨコハマ到着。


予期せぬ荷物がいるので、合流は難しいかもしれません。

一段落付いたら、探偵社に行く予定です。』



そんな文を打って、送信する。


本日3度目の溜息を吐いた私は、横にいる小さな影に声を掛けた。



「ほら、行くよ。江戸川君。」



何故此処に彼がいるのか。

それは容易に想像出来る事だろう。



彼は、米花駅に向かって歩いていた私に、こう声を掛けたのだ。


「ボクも一緒に行きたいなぁ!」と。



・・・・・・・・・本当に、勘弁して欲しい。



「あのさ、江戸川君。親御さんに連絡とかはしなくて良いの?多分、心配してるよ?」


「大丈夫!親戚のオジサンが、来て呉れるって云ってたから!」



何時の間に連絡してたの。


でも、まぁ、親戚の人が迎えに来て呉れるなら安心か。



ホッとしている私の耳に、疑いたくなるような言葉が届く。



「泊まりに来るオジサンの為に、横浜の観光地とか、紹介して欲しいなぁ!」









え?



「む、迎えに来るんじゃなくて、泊まりに来るの?君の親戚の人が?ヨコハマに?」


「うん!そうだよ!」



屈託なく笑うその顔は、本当に裏がありそうで。



コイツ、大人になったら、凄い面倒な性格になるんだろうな。

嗚呼、周りの人は大変だな。



そんな事を考えているとは知らず、私の手を握る江戸川君は矢張り、屈託なく笑っているのであった。



私はどうやら、厄介な荷物を連れて来てしまったようだ。

7、その目の理由→←5、似て非なるもの



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桜咲(プロフ) - ライムさん» ありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです。更新、頑張らせて頂きますね! (10月10日 19時) (レス) id: 2704edee26 (このIDを非表示/違反報告)
ライム - コメント失礼します。この作品好きです!もともとクロスオーバー系は好きですが、この作品は凄く話に引き込まれました!続きが楽しみです!更新大変だと思いますが頑張って下さい! (10月10日 16時) (レス) id: ea93a55c52 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲(プロフ) - 別垢からですみません。東都ではなく東京、とのご指摘ありがとうございます。私自身も調べてみたところ、かいりさんの言う通り狹豕都米花市米花町瓩箸△蠅泙靴拭この後見る方々が不快にならないよう修正させて頂きます。ありがとうございました。 (9月30日 0時) (レス) id: 2704edee26 (このIDを非表示/違反報告)
かいり(プロフ) - 工藤新一が修学旅行のとき「首都東京から」と言っています。工藤邸は東京都米花市米花町にあります。コナンの漫画には実は東都という地名は存在しません。 (9月28日 13時) (レス) id: 7e2c3c7e2b (このIDを非表示/違反報告)
桜咲(プロフ) - ありがとうございます!楽しんで頂けて幸いです^^)更新、頑張りますね! (8月9日 15時) (レス) id: 3aff871e47 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜咲 x他1人 | 作成日時:2019年8月6日 13時

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