【SVT】そのままでいて！

･ ページ8

JH.side

JH((また寝落ちしてる…。

ピアノを演奏している最中に寝てしまったのか楽譜が床にしらばっている。

JH((いつも寝るならベッドで寝ろって言ってるのに…。

起こさないようにそっと抱き、大きなベッドに寝かせた。

JH((…人形みたい。

カーテンの隙間からの月明かりに照らされて、Aをより一層美しくさせる。

白く透明感のある肌…長い睫毛…艶のある長くて黒い髪…小さくて細い身体。

…全てが愛おしい。

JH((一体どんな夢を見てるんだろうなぁ…。

暗く静かな部屋で聞こえてくるのは時計のｶﾁｯｶﾁｯという小さな音くらい。

JH｢いい夢を…。｣

Aの手をとり、小指にはめられた指輪にそっとキスする。

JH((…俺も眠くなってきた。ここで一緒に寝ちゃうか。おやすみ、俺のA。

------------------------------------------------

『ん……あ、あれ？私…いつの間に…っ!?ひっ!?っジョンハニオッパ!?…な、なんで!?』

JH｢…ん〜？あぁ…A、おはよう。今日も可愛いよ。｣

『お、おはよう、ございますっ。』

JH｢まだ5時半かぁ〜…時間あるからもう少しAも一緒に寝よう？｣

『あ、え、ぁ…はい…。』

JH((慌ててるAも可愛い…。

『((…結局、なんで一緒に寝てたのかな…？』

･→←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す