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「ともあれ助かった。バイトが少なくて手が回らなかったんだ」
「まあ、いいですよ。ただもしかしたら出れない時があるかもしれませんがいいですか？」
「ああ、新しいバイトが来るまで頼む」
「はいはーい」
そう言ったら、俺の腹の虫が鳴った。そういえば、昼飯食べようと思ってたんでした。
「まかないあるが食べるか」
「ご相伴にあずかります」
美味しかったです。まかない。
―――――
さて、夜になり人が入ってくる。
ウィッグはかぶりました。鞄の中に俺が使ってるやつが入ってたので。
ここは沖縄料理をやっている居酒屋でお酒の持ち込みOKという変わった店だ。
ただ、お酒を持ち込んでもここの店のお酒はとても美味しいのでみんな結局お酒を頼むという。
実力ある居酒屋だと勝手に思っている。あと、芸能人がよく来るらしい。俺はバイトしていて二人しかあったことがないので実感がわかないが……。
オーダーを受け取り厨房に向かうと、店長から奥のオーダー取ってくれと言われた。
奥というのは店長の知り合いがいるところだ。
返事をして奥に向かう。怖い人だったらどうしよう。
奥は座敷になっていて、少しふすまを開けて「ご注文をお伺いします」といって中に入る。
「って、龍さんと楽さんか。緊張して損した」
「え！？レイカ！？」
「おいおい、客に向かって失礼だぞ」
「いやあ、怖い人だと思って」
TRIGGERのお二人だった。
話によると、龍さんと店長が知り合いらしくよく休みの日は来ているそうだ。
楽さんは龍さんに誘われてきているらしい。
「珍しいですね。お二人の休みがかぶるなんて」
「そうだな。久しぶりに龍と飲む」
「レイカはいつの間にバイトを？この前来たときはいなかったよな？」
「今日から臨時です。バイト少なくなっちゃったみたいで」
伝票を持って注文承りますというと二人がメニューを指さしながら注文をする。
それを繰り返して確認する。
「それじゃ、失礼します」
「よろしく」
龍さんがへにゃっと笑った。うん、可愛い。
身もだえしていると、気づいた楽さんが龍さんを諌めていた。
コントみたいで面白い。俺の表情筋が、表情筋が……っ。
「し、しつれいしま……っくく」
結局堪えきれなかった。
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隣の住人E(プロフ) - 春夏秋冬七夕さん» こんばんは！コメントの返信が遅くなってすみません！！ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。また、楽しく読んでいただけてとてもうれしいです。それでは失礼します！！ (2017年11月4日 18時) (
レス) id: 6abf6c0f46 (このIDを非表示/違反報告)
春夏秋冬七夕(プロフ) - 楽しく読ませていただきました！あと、24話の天が点になってませんか？間違ってたらすみません… (2017年9月20日 22時) (レス) id: 155d222f9b (このIDを非表示/違反報告)
隣の住人E(プロフ) - イルミルキルアルカルマ君大好きだよ！さん» コメントありがとうございます！本当に嬉しいです！！今パソコン使えないので、第2部開始は次の平日になると思います。携帯だとうまく出来なくて……。それまで待っていただけると嬉しいです！！ (2016年3月20日 10時) (レス) id: 4f67c8fde2 (このIDを非表示/違反報告)
イルミルキルアルカルマ君大好きだよ！(プロフ) - 面白かったです！第二部、楽しみにしてます！！ (2016年3月20日 9時) (レス) id: ca685d836f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：隣の住人Eさん | 作成日時：2016年3月10日 16時
