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胡桃side
胡桃「っ！…っ、…ぁ！」
やっと声が出せたのはノアの背中が見えなくなってからだった。
やばい…どうしよう…。謝らなきゃ…でも、どうやって…？
固まったまま、脳内でぐるぐる考えていたら視界の端で真っ青な顔をした藍良と礼瀬先輩が見えた。
藍良「うわぁ、どうしよう…！！ごめんなさい、胡桃…！！ああ、俺が引き留めなければ、胡桃の悩みわかってたのにぃ！！！ほんっっとうにごめんね、胡桃ぃ！！！！」
アワアワしながら僕に抱きつき泣きながら謝る藍良。
胡桃「い、いや…藍良のせいじゃなくて……やっぱり、僕はノアの横に居るべきじゃ無かっただけで…。」
僕の言葉を聞いて藍良が更に大声で泣き出してしまう。
藍良「そ゛ん゙な゛ごど、い゙わ゙な゙い゙でょ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙！！！！」
すると、ずっと不思議そうに首を傾げていた一彩くんが口を開く。
一彩「えーと、喧嘩をしているって事で良いのかな？それなら、謝った方がいいと思うよ？僕もよく藍良を怒らせてしまうけど、心を込めて謝れば許してくれるよ！」
藍良「…そ、そういうことじゃないんだってば！！！馬鹿！アホ！野蛮人！！」
一彩「どうして？謝っては駄目なのかな？でも、僕には胡桃さんもノアさんもまだ一緒に居たいように見えたんだけどな？」
藍良「そんなの、一緒に居たいに決まってるでしょ！？どう声を掛ければ良いのか分かんないから困ってるんじゃん！！！」
藍良の言葉を聞いて更に首を傾げる一彩くん。
一彩「…でも、ノアさんは胡桃さんのこと“運命”って言っていたよ？運命って結ばれ合っている番の事を言うんでしょう?その相手に隠し事とかされるのは誰でも嫌なんじゃないかな？特にノアさんは。」
藍良「つがっ…」
胡桃「特にノアは…？」
一彩「？うん。僕、ノアさんの笑顔は胡桃さんの隣でしか見たことないよ？」
胡桃「…？え？…ノアは割とずっと笑ってたと思うけど…？」
一彩「？」
胡桃「？」
マヨイ「あのぅ…、一彩さんが言いたいのは多分、ノアさんは胡桃さんの横でなら何の心配も無しに安心して過ごせていたってことなんじゃないかと…。」
続く (更新停止中)
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肉より魚派(プロフ) - 旧fineの林檎くんからきました…！！！すごく面白い内容で続きがすごく楽しみです！！！！！！！！！！ (4月27日 17時) (
レス) id: 97969c7596 (このIDを非表示/違反報告)
kappy(プロフ) - kumaさん» 気付きませんでした！すみません！！手直しさせて頂きました！ご指摘本当にありがとうございます！！！ (1月20日 19時) (レス) id: 88c0ee1cd8 (このIDを非表示/違反報告)
kuma(プロフ) - いつも見させて頂いています。そうまくんの颯馬は馬です。 (1月16日 20時) (レス) @page11 id: 0a2970144a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kappy | 作成日時：2024年1月14日 2時
